児童手当も貯蓄しよう

 「なかなか大変!」という場合は、自治体から支給される児童手当を生活費に回さず、そのまま子の教育資金の積み立て原資に回すほうが心理的にもラクになりますし、貯蓄ペースも上がります。(児童手当:0~3歳未満は月1万5000円、3歳~中学校卒業までは月1万円を支給。第3子以降は0歳~小学校卒業まで1万5000円、その後中学校卒業まで1万円を支給)。DUAL世帯の場合、所得制限により月5000円に減額されているケースもありますが、児童手当は数カ月分をまとめて振り込まれることが多いので、入金されたらすぐ積立口座に入れておくといいでしょう。

 増税のイメージが強いこの10月でしたが、子育て共働き世帯は幼保無償化の恩恵を、将来の学費準備にしっかりとつなげておきたいものです。

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