日経DUALの読者の皆さん、こんにちは。3歳の娘と5歳の息子を共働きで子育てしながら、毎日必死なイクメンFP、ヤマサキです。家事・育児に関わる時間は、少なくとも年間1500時間! 本連載ではイクメンFPとして、「子育てとお金」と「男の家事・育児のやり方」をテーマに、基本的には交互に展開していきます。今回は、「イクメンのノウハウ」について考えます。

「3歳と5歳の子育て中」にアップグレード

 わが家の2人の子どもは、5月と6月にそれぞれ誕生日を迎え、「2歳と4歳の子育て中」が「3歳と5歳の子育て中」にアップグレードしました。気がつけば、こちらが話していることをある程度理解して、対応できるようになり、子育ての負担はちょっとずつ軽くなってきた今日このごろです。

 今回は「イクメンのノウハウ」の話をしてみたいと思います。

ママは効率を考えて、家事・育児を「テンプレ化」していく

 家事と育児は、オリジナリティーを必要とするものばかりではありません。誰でも初めてのときは、ネットや雑誌、書籍の情報などを参考にするでしょうし、それ以降は過去の経験をもとに、できるだけ効率的に動くようになっていきます。

 例えば、寝かしつけのルーティンを確立できれば子どもは早く寝てくれるようになりますし、外食を伴うお出かけなら持っていくものを事前にパッケージ化しておけば、お出かけ直前の準備で手間取ることもなくなります。

 これはある意味では「子育てのテンプレート」を作っているわけです。テンプレというと悪いイメージがあるかもしれませんが、この場合は効率化を図るママの努力のたまものといえるでしょう。

 マザーズバックの中には、そんな「テンプレ」がたくさん詰まっています。「食事セット」「着替えセット」「不機嫌なときに遊ばせるお気に入りのおもちゃ」などなど、パパからすれば何が詰まっているのか、不思議に思うくらいにたくさんのモノで溢れていると思います。