うまくいかないときは怒られればいい

 もちろん、うまくいかないこともあります。むしろ失敗のほうが多いかもしれません。しかし何度かやっているとどんどんうまくなっていって、手がかからなくなります。スタイを外して食事をすれば最初は服を汚してしまいますが、慣れてくれば外出の荷物が少なくなる、という感じです。

 子育てのルールを変えていくのですから、失敗はつきもの。ママに怒られることもあるでしょうが、そういうときは親子で(あるいはパパ一人で)怒られましょう。

 夏休みの最後、パパと子どもで、テンプレートと違う生活をしてみて「成長」を実感してみるのもいいかもしれません。

 「ちょっと夜更かしをして、星を見る」
 「今まで食べさせたことがなかった、お祭りのジャンクフードを買い食いする」
 「実家に帰省したら、いつもと違うタイムテーブルで過ごしてみる」
 「タブレットやパソコンの利用を一部解禁してみる」

 こんな具合に、各家庭で「子育てのテンプレート」を見直してみてはどうでしょうか。

 きっと、子どもの成長を実感するとともに、子育ての負担はぐっと楽になっていくと思いますよ。

夏休みは、色々「チャレンジ」してみるいい季節(写真はイメージカット)
夏休みは、色々「チャレンジ」してみるいい季節(写真はイメージカット)

(イメージカット/iStock)