風邪予防のほか、お弁当、パーティーにも! 緑黄色野菜の常備菜

 急に冷え込みが厳しくなり、鼻水を垂らしているお子さんも多いと思います。鼻づまりから寝ている間に口呼吸になりがちですが、口呼吸になると喉の粘膜の体温が寒気によって低下し、ウイルスが侵入しやすくなることから、寝室の加湿はもちろん、粘膜を強くする栄養素もしっかり取りたいところ。その代表格がビタミンAと体内で必要分がビタミンAに変わるβ-カロテンです。

 β-カロテンは緑黄色野菜に多く含まれますが、不足を実感している家庭も多いのでは? そこで、緑黄色野菜の常備菜としてオススメなのが、お弁当にも使えてパーティーレシピにもなる「カボチャの茶巾絞り」です。さつまいもを加えて食物繊維をアップしても、チーズを加えてタンパク質を強化してもOK。わが家では冷凍トレーに小分けにして冷蔵&冷凍しています。

細川モモさんのおうちごはん
ウイルスの侵入を防ぐビタミンAが豊富な「カボチャの茶巾絞り」

子どもには素材の味そのままに、大人にはオリゴ糖や甜菜糖で甘みをつけるとおいしくいただけますよ。

※1:St-Onge MP et al. Fiber and Saturated Fat Are Associated with Sleep Arousals and Slow Wave Sleep.J Clin Sleep Med.2016 Jan;12(1):19-24.
※2:「幸せ度とライフスタイルに関する調査」東北大学 加齢医学研究所 スマート・エイジング国際共同研究センター