日本の伝統的な食文化を現代風にアレンジして伝える、くらしデザイナーの濱島展枝さん。主宰する「モリ乃ネ」では、味噌やしょうゆ、甘酒などの発酵食をはじめ、トマト、柚子などそれぞれの季節の食材を使った調味料(保存食)づくりが学べるとあって、幅広い層から人気です。今回は甘酒とフルーツをふんだんに使った「桃のとろふわムース」と「フルーツの甘酒マリネ」をご紹介いただきます!

手作りのおいしい味噌なら、生野菜が苦手な子もモリモリ食べる

日経DUAL編集部(以下、――) 「モリ乃ネ」の発酵食や保存食づくりのワークショップでは、親子で参加される方も多いそうですね。

「モリ乃ネ」を主宰する、くらしデザイナーの濱島展枝さん

濱島さん(以下、敬称略) そうなんです。親子での参加も大歓迎なので、お子さん連れで参加される方もいますし、「将来シェフになりたい」という小学5年生の女の子もお母さんの付き添いで学びに来てくれています。学童の子どもたち向けに、味噌づくりのワークショップを行うこともありますよ。

―― 実際に参加している子どもたちの様子はいかがですか?

濱島 味噌づくりでは、ゆでた豆をつぶしたり、材料を混ぜて丸めて味噌玉を作ったりするのですが、その作業が「遊び」のように感じるみたいで、とても楽しそうです。一生懸命、小さな手で豆をつぶす姿がかわいらしくて、大人たちも見ていてほっこりします。いつもワークショップの最後に、いろんな種類の味噌を野菜に付けて食べ比べしてもらうんですが、生野菜が好きではない子もモリモリ食べてくれて、そばで見ていたお母さんが「いつもはこんなに食べないのに!」と驚かれる場面も多いです。

―― 手作りのお味噌は、何倍もおいしいんでしょうね!

濱島 やはりうまみが豊富ですものね。それから味噌を自分たちで仕込んでいる間も、豆や麹の手ざわり・香りを感じながら集中して作業していくので、自然と感覚も研ぎ澄まされて、その後に食べるものがよりおいしく感じるということもあるかもしれません。甘酒づくりも子どもたちとよく一緒に行いますが、市販の甘酒が苦手な子も「おいしい!」とお代わりして飲んでくれるんです。米麹のみの自然な甘みが子どもの舌に合うんでしょうね。

―― 今回のおやつ作りでは、その甘酒を使ったスイーツをご紹介いただけるんですよね。

濱島 はい。甘酒はよくお砂糖の代わりにスイーツや料理に使うのですが、麹のほんのりした優しい甘みとうまみが、よりまろやかな味に仕上げてくれるんです。今回はその甘酒を使って、桃のとろふわムースと、ムースの上にのせる「フルーツの甘酒マリネ」も一緒に作りたいと思います。では、作り方をご説明しますね!

甘酒の優しい甘みとフルーツのみずみずしさが、さっぱりとした口当たりに

次ページから読める内容

  • 甘みは甘酒とフルーツと隠し味の塩麹のみ。体にとことん優しいムース
  • 甘酒のうまみで、フルーツがよりまろやかに進化
  • ガラスびんで果実や味噌、しょうゆを仕込むとスタイリッシュに

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