今、注目の家事代行マッチングサービス「タスカジ」に登録し、料理専門のハウスキーパーとして活躍するYo-koさん。デビュー1年4カ月にして口コミレビュー数400件を超える、大人気の“タスカジさん”です。今回は依頼者のお子さんたちからも好評だった、簡単なのにそう見えない、本格アップルパイをご紹介いただきます。

1回3時間の家事代行サービスで作る、作り置き料理は15品!

日経DUAL編集部 タスカジさんが作り置き料理を作るシーン、テレビ番組で何度か拝見しましたが、その見事な手さばきに思わず感嘆の声を上げてしまいました。Yo-koさんも作り置き料理を得意とされていますが、1回のサービスで何品くらい作るんでしょうか?

作り置き料理はもちろん、お菓子やパン作りも得意だというYo-koさん
作り置き料理はもちろん、お菓子やパン作りも得意だというYo-koさん

Yo-koさん(以下、敬称略) 私の場合は1回3時間のサービスで15品くらいです。もっと作る方もいますし、いつも時計とにらめっこしながら、時間内になんとか作っている感じです。

―― でも、15品とはすごい! マルチタスクのワザが求められますね。同時並行でいくつもの料理を作るためのコツはありますか?

Yo-ko 依頼者に好きな食材を用意していただくようにお願いしていますので、冷蔵庫にある食材と常備されている調味料や缶詰などを見ながら、頭の中で献立を組み立てていきます。最初に取りかかるのは、メーンのお肉・お魚の調理や時間のかかりそうな煮物。3口コンロがあれば、同時に何品も作れるのですが、3つのコンロを常時フル回転させると私自身もちょっとパニックになってくるので、2つを稼働させながら調理することが多いです。

―― 確かに3つ以上、同時並行だとこんがらがりそうですものね。時間がかかる煮物は分かりますが、お肉やお魚などメーンから先に取りかかるのはなぜでしょうか?

Yo-ko そうすることで、それらの食材が使い切れずに残ってしまう……ということがなくなるからです。やはり皆さん、メーン料理を楽しみにしているので、その食材が残ってしまってガッカリということがないよう最初にお肉やお魚から始めます。それに、メーンから調理をしていくことで、おのずと副菜のメニューや味付けも決まりやすくなるんですね。残った野菜を他の味付けにしてあえ物にすることも多いです。

―― なるほど。普段の家事サービスの中で、お菓子を作ることもあるんでしょうか?

Yo-ko お菓子作りは大好きなんですが、料理とお菓子とでは材料や作る工程が異なるので、普段のサービスの中ではなかなか並行して作るのが難しいんですね。でも、リクエストがあれば、もちろんその時間を確保してお作りします。例えば「お子さんの誕生日で手作りケーキを出したいけど、作る時間がないからお願いしたい」とか「今日は自宅でクリスマスパーティーをするから、おもてなし料理と一緒にケーキも作ってほしい」などの依頼もあります。今日紹介する冷凍パイシートを使ったアップルパイは、よくリピートのある好評のメニューですよ!

冷凍パイシートを使うから、手間いらず。なのに本格的な味で依頼者からも大好評!
冷凍パイシートを使うから、手間いらず。なのに本格的な味で依頼者からも大好評!