そのほか、重い荷物や子どもを乗せているパパママに寄り添った機能も豊富。サドルの下部に補助ガードがついていて持ちやすいので、スタンド操作も力を入れやすく、押し歩きするときも便利だったり、スタンド自体も足でふむ位置が分かりやすく、出っぱりがある分小柄のママでも足が届きやすかったり。さらに、スタンドを立てればハンドルが固定される(※)ため、停まったときに倒れにくく、子どもを後ろに乗せる際にも安心できます。
(※)ハンドルを完全に固定する機能ではありません。
バスケットは、保育園用荷物、会社用のバッグがすっぽり入る大容量サイズ。以前ワイヤーバスケットから子どもの靴が落ちてしまった経験がある私としては、子どもの小さなおもちゃや小物などが落ちないデザインもポイントが高いです。
自転車のフレームがL型で跨ぎ位置も低いので、スカートを履いているときでも大丈夫。小柄なママでも乗り降りがしやすそうです。
朝夕の「イライラ」が「ニコニコ」に変わった!
パパにも試乗してもらったら、「足元の空間が広いから、これならこぎやすい。面倒なことは苦手だから、クルマみたいなキーレスエントリーと巻き取り式のシートベルトがいいね。シンプルなデザインで落ち着いたカラーだから、男性でも使いやすそう」とのこと。
いままでは、保育園に向かう道すがら「なんで毎朝こんなにバタバタなんだろう」と、イライラしながら1人反省会を行っていたことも少なくありませんでした。でも「Gyutto」に乗ることで、朝、夕の時短につながり、気持ちに余裕が生まれました。そのおかげで、子どもとの会話もゆっくり楽しめるようになり、息子と一緒に働くクルマを見つけるのが日課に。日々の送り迎えというタスクが、「子どもとの楽しい時間」に生まれ変わったのが、一番の発見でした。
(取材・撮影・文/平野友紀子)