眞鍋かをりさんに、ママとして、妻として、仕事人としてのあれこれを語っていただくこの連載。第一子・長女として育った眞鍋さんは、子どもを産んだばかりのころ、周りに頼ることに対し罪悪感を抱いていたと言います。自身の性格が子育てに向いている点、向いていない点を分析していきます。

自分の長女的な性格はあまり好きじゃない

 最近、「きょうだいを育てる」ことについて思うところがあります。

 といっても、私は子どもは絶対2人欲しい!派ではないし、周囲からの「2人目は?」攻撃にプレッシャーを感じているわけでもありません。が、わが子ももうすぐ3歳。このままひとりっ子として育つのか、妹や弟とともに「上の子」として育っていくのか。それによってだいぶ性格も変わってくるんだろうな…ということは、よく考えます。

 私自身は、3人きょうだいの一番上。2歳下の弟と、7歳下の妹がいるバリバリの長女として育ちました。

 正直、自分の長女的な性格は面倒くさいと思うし、あまり好きではないです。

 ここで言う「長女」とは「第一子・長女」のことを指すわけですが、皆さんはネットで話題になっている「長女あるある」って、ご存じですか?

 ちょっと検索すると、いろいろ見つかります。長女たちの、複雑で悩ましい生態を自虐的に分析した「長女あるある」。これがもう、長女的にはムチ打ちになるくらい、「あるある!」と首を激しく縦に振りたくなるんですよ

 「人に頼ってはいけないという妙なプライドがある」「人に迷惑をかけるならひとりでいたい」「弱音を吐かない」「大丈夫じゃないのに大丈夫って言う。そのくせ、大丈夫じゃないことに気づいてほしくてたまらない」「我慢に我慢を重ねた結果、最終的に爆発する」

 …挙げればきりがありませんが、第一子・長女の皆さんは、きっとウンウンとうなずいているんじゃないでしょうか。

 私もまさに、そうでした。

沖縄出張に子連れで行ってきました。一泊増やして、子どもと海やプール。最高でした。青い海を前に「海は~広いな~、オ~キ~ナ~ワ~♪」と歌っていたわが子。ちょっと違うけど、むしろ正解!
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