焦るも効果なし。気楽に考えるように

 これまで、いろんな子育て本やネット情報を参考にしてきたけど、実際にその通りになったことって少ないんですよね。

 離乳食も、全然食べなかったなぁ。本に書いてある1食分を1日かけても食べないような感じで、ずいぶん心配しました。3歳の今も、少食で偏食なのは変わりません。食べること自体に興味がないらしいのです。

 「偏食は親のせい」「将来に影響する」という情報も目にするし、焦りました。食べる楽しみを教えるために、いろんなアドバイスを参考にして、好きなキャラクターが出てくる食育本を読み聞かせたり、オムライスをキャラクターの顔にしてかわいくしてみたりもしました。

 でも、あまり効果はなし。仕方ないので「何でも食べるのが理想だけど、食べられるものの中で栄養バランスが取れればいいや、そのうち食べるでしょ」と気楽に考えるようになりました。

 ごはんもパンも食べるので炭水化物は取れているし、お肉は大好き、お魚はしらすのみ可、野菜はにんじんのみ可、そのままで食べられない野菜は細かく刻んでパスタソースやハンバーグに、あとは果物でビタミン補給。それでも量はあまり食べませんが、なぜか成長曲線をはみ出すくらい大きく成長しています。

 よく考えたら、他の子とうちの子に共通しているのって「子ども」ということだけ。あくまで本の情報は「目安」にしか過ぎないのだと気付きました。

 ちまたでよく聞く「2歳のイヤイヤ期がヤバい」というのと「3歳過ぎたら一気に楽になる」という話。これも、うちは当てはまりませんでした。2歳のときは、泣いたりわめいたりすることはあったものの、手がつけられないほど暴れたり、地面に寝転んで「ギャー!」みたいなことはありませんでした。

 その代わり、3歳になってから一気に楽になった感覚もないです。0歳から、ホントに段階的に…という感じ。2歳のイヤイヤ期に手を焼く人も、3歳で楽になる人も多いのでしょうが、みんながみんなそうではないということを知りました。

 仕事に関してもそうです。