4歳の男の子を育てている共働きパパ・イラストレーターのエイイチさん。ドタッバタッと足音が聞こえそうなほど忙しい日常では見逃しがちな、幸せ、可笑しさ、胸キュンの瞬間をひと口サイズのマンガに描き留めます。「いま」というときがギュッと詰まったエイイチ作品に、ぜひココロ癒やされてください。

第38話 冷静なのは、4歳の息子のほうだった

叱りすぎた……

あとあとになって反省モード。

今回はそんなお話です。

公園で友達にケガをさせそうなったので息子を叱りました。

「いけないことは、いけない」と伝えることは、もちろん必要なことではあると思うのですが

今回はちょっと叱りすぎたかも……

あんなに叱ったのに、

本を読んでほしそうに、隣に座る健気な息子。

より罪悪感が増していたところ、

息子の一言で

僕は「叱って」いたんじゃなかったことに気づかされました。

そっか……僕は「叱る」じゃなくて「怒る」だったのかも。

確かに機嫌も悪かったし(汗)、

それでこんなにも罪悪感があったのか。

息子に教えられました。

でも、やっぱりだめなことは、だめだから

今度は「叱る」でもなく「怒る」でもなく……

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