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中学受験 テストで点が取れない子の3つの行動

「問題文を読まない」「当てずっぽう」「ぽかミス」。意識的に修正させないと、後々まで響くので要注意!


【ぽかミスをする】よほど痛いミスをしないと受験本番まで直らない

 最後に挙げる「ぽかミス」は、「問題文をよく読まない」「当てずっぽうで答える」とは次元が違うミスです。

 「『ぽかミス』とは、本人が無意識にやってしまう頭の痛いミス。例えば、答えの数字は合っているのに単位を書き忘れた、記述の最後に『。』を書き忘れたなど、悔やんでも悔やみきれないような間違いをしてしまうこと。しかし、こうしたミスは本人の意識を変えない限り、なかなか直りません」

 「私の教え子にも、ぽかミスばかりする子がいました。何度注意を促しても直らず、親御さんも私もいつもやきもきしていましたが、一向に直る気配がありませんでした。そんな中で迎えた本番。やはり悪い予感は的中し、ぽかミスをやってしまったのです。千葉・埼玉での前哨戦でそれが二度続いたとき、さすがに本人もこのままではマズイと思ったのでしょう。この時点でやっと本気になったのです」

 「中学受験では、特に男の子に多いのですが、本番まで自分のことと捉えることができず、何となく受験勉強を進めてしまう子がいます。そういう子は危機感を感じていないので、ちょっとやそっとのぽかミスでは反省をしません。でも、さすがにこのままではマズイという状態になったときに、これまでになかった集中力を発揮することがあります。親御さんとしてはヒヤヒヤしてしまいますが、発達段階の途中にある小学生にはこういうこともあるということを知っておいてほしいと思います。そして諦めずに言い続けてあげてください」

 「ぽかミス」は本人の性格や真剣さの度合いによるものなので、対策が難しいけれど、「問題文を読まない」「当てずっぽうで答える」に関しては、きちんと対策を取れば、必ず克服していけます。次のテストでよい結果が出せるように、早速改善していきましょう。

(撮影/鈴木愛子)

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越南小町
越南小町 1971年、東京生まれ。フリーライター。子どもの誕生をきっかけに、わが子の成長に合わせ、ベビー雑誌、保育園専門誌、育児・教育雑誌、塾専門誌で取材・執筆。7年前に子どもの中学受験を経験したものの、国立大学の付属中学で併設高校が無かったため、その3年後に“高校受験生の母”、またその3年後に“大学受験生の母”も体験。中・高・大の3つの受験を知る受験ライター。

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