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子ども向け「歴史漫画」の戦国時代 選び方のヒント

漫画好きのプロ講師が本音で語る!「日野富子」の描かれ方で見える小学館と講談社の違い

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「歴史漫画」をわが子に読ませたいけれど、今、大手出版社からたくさんの歴史漫画シリーズが出ていて、どれを子どもに渡したらいいのか迷ってしまう人もいるでしょう。今回、社会科の講師で、大の漫画好きである、中学受験専門のプロ個別指導教室「SS-1」副代表の馬屋原吉博さんに、それぞれの出版社のシリーズの特徴と、子どもに向けて選ぶポイントを聞きました(DUAL特選シリーズ/2020年10月6日収録記事)。

書店で子どもに選ばせる それでもダメなら……

編集者H(以下、――) 歴史漫画といえば、30~40代のDUAL世代は、小学館の『少年少女 日本の歴史』をまず思い浮かべるでしょう。ところが近年、学研、KADOKAWA、集英社が相次いで歴史漫画シリーズを出し、今年は講談社も参入しました。まさに「歴史漫画の戦国時代」といえる状況かもしれません。

 中学受験塾では、5年生の秋から歴史の勉強に入るカリキュラムが一般的なので、この時期に勉強の助けになるよう歴史漫画の購入を検討する親御さんもいるでしょう。歴史に触れさせておこうと、低学年のうちから購入したいという人もいます。何を基準に、どう選べばいいのでしょうか

馬屋原吉博さん(以下、敬称略) まずお子さんが読みたい気持ちにならなければ意味がないので、書店で本人が気に入ったものがあればそれを選びましょう。お子さんによってはあまり興味を示さずに「どれでもいい、代わりに選んでよ」ということもあります。そういう場合は、「いつか興味を持ってくれるといいな」くらいの気持ちで、とりあえず家に置いておきましょう。その時にどのシリーズを買うかですが、私の個人的な意見としておすすめはといいますと……。

―― 次のページから本音で語ってもらいます!

馬屋原吉博さんに、各社の日本の歴史シリーズ+人気の歴史漫画を語ってもらった。おすすめは次のページから
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