中学受験は親子の受験。でも、最後は子どもの力を信じるしかない

 最後に小川先生はこう話します。

 「中学受験は親子の受験と言われています。わずか10~12歳の子どもが挑む受験のため、学習管理から健康管理、モチベーションの維持に至るまで親が伴走してあげなければ、正直成り立ちません。ですから、これまで親が主導で、常に先回りをして学習管理をしてきた家庭は、どちらかといえばうまくいってきたはずです」

 「でも、本番が近づくと先回りをすることができなくなります。あとは本番を待つだけの状態になったとき、親は何かをしなければと焦り出してしまいがちです。でも、入試は子ども自身が乗り越えなければならないものです。最後はわが子の力を信じるしかない。親御さんがあれもこれもとやってしまうと、お子さんの足を引っ張ることになりかねません。最後の最後に親ができることはただ一つ。わが子の力を信じることです

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(撮影/鈴木愛子、イメージ画像/iStock)