上編では、サイバーエージェントが取り組んできた女性社員向けの人事制度を中心に紹介した。下編では、実際にそうした制度を有効活用しながら、インターネット広告事業本部で業務に当たるママ社員、中西奈々江さんにご登場いただく。

待機児童が多くても、保育園補助があるから復帰できた

 インターネット広告事業本部の中西奈々江さんは、運用型広告のコンサルタントとして、2013年に中途採用で同社に入社した。

 「前職で運用型広告サービスの立ち上げを経験し、もっと大きな規模で取り組みたいと思ったのが転職理由です。いろいろなことにチャレンジさせてくれて、しっかりと仕事に取り組めそうな環境が整うという理由から転職を決めました」と、中西さんは話す。

 現在、中西さんは3歳の女の子を育てるママ。転職を考え始めたのは27歳頃のことだったという。

 「27歳といえば、ちょうど将来のことを考える時機でした。結婚して子どもを産んでも働きたいと考えていたので制度もちゃんとチェックして入社を決めました

 2015年に結婚し、翌年出産。育休を取得して18年4月に職場復帰。しかし復帰に至るまでは、長い道のりがあったという。

 「住んでいる自治体は待機児童が多い地域で、点数がフルにあっても認可保育園に入れない状況でした。結局、今も認可外保育園に預けながら仕事をしています」。中西さんは「macalon」の認可外保育園補助を大いに利用している。

 「時短で復帰するとなると収入面でも不安があります。補助があるおかげで、安心して認可外保育園を探すことができました。見学に行ったいくつかの認可外保育園の中には、安心して預けられるとは言いがたい施設もあったのですが、金銭面のサポートがあるからこそ、妥協せず娘にとって良い環境の保育園を選ぶことができました」

インターネット広告事業本部の中西奈々江さん
インターネット広告事業本部の中西奈々江さん

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  • 平日の保育園イベントでも、参加する権利が得られる
  • 成果を出して早く帰る社内風土
  • 社内の先輩ママパパの情報に助けられ、今度は自分がその役割を

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