日経DUALの「共働き子育てしやすい企業グランプリ2017 」で22位となったビースタイル。2002年に創業した同社は、ベンチャー企業のイメージそのままに長時間働くのが当たり前だった時期を経て、2016年から総労働時間を削減するプロジェクトに取り組み、社内の光景を一変させた。同社の「両立しやすさ」について、ママ・パパ社員らに話を聞き、・下編に分けてお届けする。下編では、創業間もない時期に中途入社し、猛烈に働いた時代から一転して、週2日はお迎えに行っている執行役員パパにご登場いただく。

週2日は定時退社して、お迎えと夜の育児を担当

中村浩史さん(執行役員 経営管理部統括)

 「これまであらゆる種類の業務をやってきましたね」。創業1年後の全社員10人という時期に中途入社した中村浩史さん(執行役員 経営管理部統括)。現在は労務、経営企画、人事、経理、広報、新規業務など、採用と教育以外のすべてを見渡す立場にいる。「現在は、パート職も含めて70人ぐらい見ている感じ。自分で何をやっているのか分からなくなるときもあります」と笑みを浮かべる。

 「昔は深夜0時からミーティングするとか普通でした」と語る中村さんは、小4と保育園年長の2児のパパ。現在、週に2日は18時~18時半に定時退社して、下の子どもを保育園に迎えに行っている。「別の企業で働く妻は、私以上の人数の部下を抱える管理職です。週2回のお迎えを始めたのは、第2子から。妻が育休復帰後に出世して、収入も増えて、さらに忙しく、責任も重くなり、それに伴って徐々に私が教育され、少しずつ私の家事・育児分担が増えてきた感じです。保育園への送りは、家と職場が近い私が5日間担当しています」

 夫婦で毎月、会食などのお互いの仕事の予定を見ながら、お迎えの分担シフトを組んでいる。お迎え担当の週2日は、中村さんが炊事洗濯もする。「夕飯はあるものをチンするか、チャーハンかオムレツを作るか、外食ですね。以前は、私は料理をしなかったのですが、『チンするぐらいできるしょ』『いためるぐらいできるでしょ』と少しずつ妻に教育されてきた感じです」

 「私がお迎え担当の週2日は、妻は仕事してくることもありますし、早く帰ってきてヨガに行くこともあります。反対に、私も自分の担当以外の日は、遅くまで飲むこともできます。家族全員そろってご飯を食べるのは、週末ですね」

次ページから読める内容

  • 午前だけ有休を取って月1回のPTAの集まりに参加
  • これだけのフルセットを一気呵成にすれば意識も変わるだろう
  • 変わっていくことをポジティブに受け止める人が多い
  • 仕事で培った手法を子育てにも応用「自分で決めさせる」

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