日経DUALの「共働き子育てしやすい企業グランプリ2017 」で10位にランクインした住友生命保険相互会社。同社の「両立しやすさ」について、パパ社員とママ社員にお話を伺い、前・編に分けてお届けする。前編では、2人の子どもを育てつつ、女性総合職の先駆的存在として、同社の営業現場を渡り歩き、「女性総合職がどこまで偉くなれるのか、後輩たちに見せたい」と話すママ社員にご登場いただく。

同期は全国で4人、数少ない女性総合職として1998年に入社

西浦知世さん(営業教育部商品教育支援室長)
西浦知世さん(営業教育部商品教育支援室長)

 「総合職の場合、2~3年ごとに異動や転勤をさせてもらえるんです」。子育て世帯にとってはネガティブな側面も多い「転勤」という言葉を、西浦知世さん(営業教育部商品教育支援室長)は、明らかにポジティブなニュアンスで説明してくれた。「異動や転勤を通じて、幅広い業務を経験するチャンスをもらえます」

  鳥取、大阪、高松、東京――。同期は全国で4人という、数少ない女性総合職として1998年に住友生命保険相互会社に入社した西浦さんは、これまで様々な地に転勤してきた。

 入社して2年間は鳥取支社に配属、次に大阪本社へ。財務部融資課で「銀行員のような仕事」をし、次の契約審査部では医務職に囲まれて事務系の仕事に取り組んだ。「もともと仕事は好きなタイプ。残業したり、休日出勤もしたりしていましたが、特に苦ではなかったです」。大阪本社時代に結婚し、2人の子どもを出産。西浦さんは2回の育休を取得した。大阪本社の女性総合職で育休を取ったのは2人目だったという。

 2人目の育休から復帰後、西浦さんは自ら「営業現場に行きたい」と申し出て、京阪支社の特別営業部へ異動した。「3年ぐらい同じ仕事をすると、新しい仕事がしたくなるんです」と西浦さんは笑う。「せっかく生命保険会社に総合職として入ったのだから、やはり営業現場でチャレンジしてみたいと思っていました」

40~70代の女性たちのマネジメントを経験して開眼

 京阪支社では営業職員のマネジメントを担当する営業管理の仕事に取り組んだ。営業職員は、保険商品の販売を担当する個人事業主で、成果によって報酬が変わる。35人の営業職員は、西浦さんより年上の40~70代が中心だった。