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4カ月のパパ育休で子への愛情がより強まった

【下編】在宅勤務活用する研究者パパ&「イクボス」でもあるマネジメント職ママの両立術を紹介


子どもが生まれてから仕事の段取りを重視するように

 和田さんは、現在「健康栄養科学研究所」という部署の栄養機能研究グループに所属し、母乳が足りないときにも安心して与えられるよう、育児用ミルクを母乳に近づける研究をしている。研究者の仕事は研究室でしかできないイメージがあるが、和田さんは、子どもが生まれた後、在宅勤務も上手に取り入れるようになったという。

 「妻が月に1~2日ほど忙しいときがあるんですが、そのときは私が在宅勤務にし、保育園の送迎をして、自宅で仕事をしています。研究所でやらなくてもできる論文執筆やデスクワークは、そういう在宅勤務時にまとめてこなします。以前はその日の気分で仕事を進めることもありましたが、子どもが生まれてから、より効率を意識し、仕事の優先順位を考え、しっかり段取りを組むようになりました」

 保育園のお迎えに行くために、早めに仕事を終える日もあるという。

 「同じ月内であれば、別の日に長く働いた分、勤務時間を減らすことができるフレックスタイム制(上編「森永乳業が働き方改革加速『1日3時間勤務』もOK」参照)を積極的に利用しています。早い時間に保育園に子どもを迎えに行けば、子どもとゆっくり過ごせますから」(和田さん)

 育休取得後、わが子への愛情がより強まったと話す和田さん。長めの育休を取得したのは、「人と違う働き方があってもいい」ということを、若い世代に示したいという思いもあったという。

 「男性育休も、必ず全員が取るべきだとは思いませんが、もし、取りたいのに職場に遠慮して取れないと考えている人がいるなら、ぜひ背中を押してあげたい。せっかく職場にこれほど整った制度があるのだから、使わないのはもったいないと思います」(和田さん)

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