公立中高一貫校の受検対策は「活字に慣れる」こと

山田 受検前はフルに活用しました。朝小に週1回掲載されていた「公立中高一貫校合格力講座」の過去問を1年前ぐらいから保管しておいて、小6の後半に毎日のように一気にやらせました。一緒に添削し、出来なかった問題は3日後ぐらいに再度やらせて、全部できたら捨てる。塾には行かなかったので、小5から始めた通信教育と朝小で受かった感じです。

佐藤 うちも小6のときは、朝小を切り刻んで活用していました。例えば、都道府県別のデータをまとめた記事などをトイレの壁に貼ってました。なにより、公立中高一貫校の適性検査を乗り越えるには、とにかく膨大な量の文章を早く読む力をつけることが鍵だと思います。新聞を毎日読んでいたおかげで、活字に慣れることができたと思います。一番大切な「読む力」は朝小で毎日つけて、知識については、小5の2月から通った公立中高一貫校対策で有名な塾で教えてもらいました。

山田さんは息子さんが5年生のときから「ストック」していた、志望校の過去問を6年生時にフル活用。連日の“家庭内模試”で塾にいかず、「朝小と通信講座だけで合格しました」と振り返った。

山田 うちの子の場合はもう1つ“効用”があって、それは作文力がついたことです。朝小でたくさん量を読んだことで、書けるようにもなったと思いますね。インプットがないとやはりアウトプットはできないと思います。

書く力、表現する力、見出し力まで身についた

大六野夫 「読む力」は受験はもちろん、将来、仕事する上でも欠かせないですよね。読むことができれば言葉も選べる。語彙力がない人は仕事でもうまくいかないです。

高橋 無事に志望校に合格できましたが、入学後も、朝小を読んだ経験が役立っています。課外研修の後などに「その内容を新聞にする」という課題が結構あるんです。朝小を読んでいたおかげで、息子の作った新聞が校内で表彰されました。書く力、伝える力、見出しを付ける力などが身についたようです。

大六野妻 毎日、朝小のレイアウトを見ていると、見出しを考える力もつきますよね。

親が読んでも楽しめる

――山田さんのところはお母様自身がお子さんに負けないくらい「朝小ファン」のようですが、大人まで魅了する理由ってなんでしょうか。

山田 やっぱりおもしろいですよ。大人の新聞に書いてないような、掘り下げた記事が多くて、「へー、知らなかった」と思うことが多いです。気になった記事は、一般紙の記事と時系列で並べてスクラップしています。

大六野妻 全ページをちゃんと読みこなしたら、ちょっとした新書1冊分ぐらいの知識を1週間で得られますよね。

――知っておきたいニュースにわかりやすい言葉でキャッチアップできて、大人が満足できるだけのコンテンツ力があるから、子どもの知的好奇心を刺激しないワケがないということですね。本日はどうもありがとうございました!

(司会・文/小林浩子 写真/鈴木愛子)

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