年末がやってまいりました。今年もまた、数多くの家電の中から、DUAL世帯に本当に役立つ機能を持つ家電を選ぶ「DUAL家電2017」を発表します。家電を選ぶのは、連載「賢く買いたい!共働き必携家電の選び方」でおなじみの家電コーディネーター、戸井田園子さん。取り上げるジャンルは、ハウスキーピングや衣類ケアに役立つ「リセット家電」、ワンランクアップの上質な日常を楽しむ「キッチン家電」、自分ケアで日ごろの疲れを癒やす「ごほうび家電」の3本です。今回取り上げるのは「キッチン家電」。さて、どんな家電が選ばれるのでしょうか。

【戸井田園子さんが選ぶ DUAL家電2017】
(1)「リセット家電」編 掃除や衣類ケア
(2)「キッチン家電」編 ワンランクアップの日常を ←今回はココ
(3)「ごほうび家電」編 自分ケアで疲れを癒やす 

 「キッチン家電」とは、料理に使う家電のこと。昨年末は、セットしてボタンを押すだけで料理ができる「ほったらかし調理家電」の活躍が目立ちましたが、今年は、ワンランクアップの上質な日常を楽しむ「キッチン家電」が注目されました。

 戸井田さんによると、今年の調理家電のキーワードは「上質な生活」。ちょっといいものを取り入れて、家族と過ごす時間を大切にするというライフスタイルになってきているとのことでした。

 いつもと同じことをしているだけなのに、ちょっと上質な暮らしが楽しめるというもの……例えば、トースターでパンを焼くという作業は同じでも、まるでホテルのモーニングに出てくるようなおいしいトーストが食べられるというような製品に人気が集まりました。

 「加えて、見た目の良さも大きなポイントになっています。そのまま食卓に置きっぱなしでも気にならないどころか、かえっておしゃれに見えるようなものも出てきました。こういう調理家電は、食べ物と一緒に写真に写ってもきれいに見えますしね。いわゆるインスタ映えです(笑)

 では、「DUAL家電2017」に選ばれたキッチン家電を見てみましょう!

回転して焼くから、味も気分もワンランクアップ♪

 最初に選ばれたのは、自宅でおいしいグリル料理や薫製料理ができる、メタボのようなフォルムが印象的なグリラー「ロティサリーグリル&スモーク」(パナソニック)です。

 目玉は、肉を360度回転しながら焼く機能。肉が回転する様子を見ているだけで、気分が盛り上がります。遠近赤外線ダブル加熱、低速回転機構、温度制御の3つのテクノロジーで、600gまでのかたまり肉をジューシーに焼き上げてくれるから、火加減が難しいローストビーフもボタン一つでOK!

 さらに「燻製」機能を使えば、いつもの食材がワンランクアップしたおつまみに大変身! 年末年始のパーティーシーンを演出する、まさに家族で楽しむ「魅せる」家電です

 もちろん、日常使いにも大活躍。オーブンとしても活用でき、直径25cmのピザも余裕。一度に4枚のトーストもOK! 冷凍パンモードもしっかり搭載。

 「プロの味を家庭で気軽に再現できちゃう優れモノ。ちょっとお高いけれど、グリル・燻製・オーブン・トースターと1台4役はお得。オーブントースターの置き換えとして、いかがですか?」