子どもが生まれるまでは、仕事に目いっぱい没頭できた。産休・育休中は、育児に専念することができた。それが……いざ仕事復帰をすると、仕事と育児の両方が日々降り掛かってくる。時間は同じ、一日24時間。どちらも大事、どちらも最優先。そんなとき、皆さんは何を選び、何を諦めているのでしょうか。

バリバリでもゆるゆるでもない働き方のワーママに、リアルな体験、心の内を語ってもらうこのコラムで、今回ご登場いただくのは、アパレルショップの店長やエリアマネジャー職を経て、出産を機にいったん専業主婦となり、子連れで出勤できる会社を見つけて仕事を再開したOさん。専業主婦の時期に感じた葛藤や「無職」の状態での保活の難しさ、理想とするワークライフバランスなどについて語っていただきました。

【今回のワーママ】0さん

年齢:38歳
業種(職種):データ入力(パート勤務)
住まい:埼玉県
子どもの年齢: 2歳(女の子)

●仕事と育児をしていくために、私が選んだもの、諦めたもの
選んだもの… 家庭。子どもを得て、夫とも「同居人」から「家族」に成長できた
諦めたもの… キャリア

売り上げ、昇進…目に見える仕事の結果がやりがいに

アパレルメーカーでの店長やエリアマネジャーの経験を持つOさん

 新卒で就いたのはアパレルメーカーの販売職でした。机に向かうのが苦手だったので、デスクワーク系の仕事より、好きだった洋服に携わりたいと選んだ道でした。

 学生時代には飲食系のバイトも経験していて、接客は好きなはずでしたが、入社後店舗に配属されると、お客さんに気を使ってしまって「こちらはどうですか?」という一言がなかなか言えず戸惑ったことを覚えています。

 潮目が変わってきたのは、顧客ができ始めてから。私を指名して買いに来てくれるお客さんができてくると、接客が楽しくなって。自分の提案を気に入ってもらえたときに感じる「役に立てている」という実感が何よりうれしかったですね。

 27歳には、都内のショップで店長になりました。店長になってからは、店舗の営業戦略を立てることに始まり、戦略に沿った商材入荷のために営業と交渉したりと、仕事の幅が一気に広がりました。売り上げを伸ばすためにスタッフと戦略を共有し、店舗のレイアウトを考えるなど試行錯誤の結果、売り上げとして結果に結び付いたときの喜びは格別でした

 30歳には首都圏のエリアマネジャーに昇格。仕事ぶりが会社から認められるということが、ますます働くモチベーションのアップにつながっていきました。

次ページから読める内容

  • 仕事が忙しく、出産のタイミングがつかめない
  • 育児に専念する日々に感じていたのは、仕事に出かける夫への嫉妬
  • 「もう限界! 働きたい!!」と一歩前進
  • 託児所付きオフィスで、娘と歩調を合わせながら仕事を再開
  • 日中「大人と話せる」環境ができて、生き返りました

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