入院中、息子の世話は夫と義母が

 7月に1週間、入院することになりました。保育園に入り授乳は朝晩だけになっていて、手術をきっかけに卒乳しました。「これで最後だよ」と言い聞かせ、入院すると自然にやめられました。

 入院中は、夫と夫の母が息子を保育園に連れていき、世話しました。義母はそれまでもよく遊びに来ていたし、仕事に復帰後、息子が熱を出したら呼んでいたので慣れていました。

 生後2カ月ぐらいから、夫に任せて友人との集まりに参加するなど家を空ける日もあり、ママがいなくても心配なかったそうです。

 「お父さん子で、後追いもママじゃなくパパ。保育園の送りとお風呂はパパの担当です。入院しても困ることなく、スケジュールできました。おかゆは冷凍しておいて、ベビーフードを1週間分、用意。保育園のタオルやおむつ用品、着替えは5つのバッグに入れておきました」

薬は一生、飲み続ける

 手術の前々日に入院、前夜から絶食しました。全身麻酔で左右の甲状腺を切除する手術です。「病理検査の結果、右の腫瘍は3センチの良性。左の腫瘍は6センチで甲状腺乳頭がんとの説明でした。現時点では肺や他の部分への転移はしていないそうです」

 今後は、甲状腺がなく甲状腺ホルモンを自分で作れないので、それを補うために薬を一生、飲み続けます。また、リンパや肺、骨にがんが転移しないか定期的に検査するそうです。

 「入院中は4人部屋で、両親や夫は交代で来ましたが、息子には会えませんでした。久しぶりに会った息子は、変な顔をして。しばらくしたら、にこにこになりましたよ

 手術後は声が出なくなり、その後も低い声が出にくい時期はあったものの、心身は元気でした。退院して次の日には家で仕事。家事や息子の世話もしました。