お料理をしながら科学を学ぶ「サイエンスクラス」

 さてお次は、7歳の息子が【サイエンスクラス】を体験。こちらは小学生以上の子どもが受講できるコースで、お料理をしながら身近な科学を学べるカリキュラムになっています。「博士」になりきって、白衣のユニフォームに着替えてスタートです。

 今回のテーマは「塩のはたらき」。【サイエンスクラス】では毎回、3つのキーワードを軸に学んでいきます。今回のキーワードは「飽和」「比重」「溶解熱」。まずは座学で、それぞれの言葉の意味を学びます。

 その後、3つの実験を行います。まず実験1では、「飽和食塩水」を作ります。

竹ヒゴを使って、「すりきり」で計る正しい計量スプーンの使い方も覚えられます
竹ヒゴを使って、「すりきり」で計る正しい計量スプーンの使い方も覚えられます

作った飽和食塩水に、色素で色をつけて(左)、水とじゃがいもが入った容器に注ぐと(中央)…
作った飽和食塩水に、色素で色をつけて(左)、水とじゃがいもが入った容器に注ぐと(中央)…

息子 赤い食塩水が下に沈んだよ。真ん中にじゃがいもが浮いて、一番上が透明な水に分かれたよ。

先生 飽和食塩水は、水より比重が大きいので沈んだんですね。例えば、プールより海のほうが体が浮きやすいですよね。それは、海水が塩水なので、水より比重が大きいからなんですよ。