5歳と8歳の子どもを育てるデュアラーママでアナウンサーの安田美香さんが、子どもと一緒にお出かけして「また行きたい!」と思うイベントや場所をリポートするこの連載。今回は、秋の行楽シーズンにオススメの動物園「市原ぞうの国」に親子でお出かけした模様をリポートします。

イラスト 岡山進矢
イラスト 岡山進矢

パパ友が衝撃を受けた「市原ぞうの国」

 「市原ぞうの国」という動物園をご存じですか?

 先日、足を運んだというパパ友が「衝撃的な体験だったよ…!」と興奮気味に教えてくれたのが、この「市原ぞうの国」。そのパパは“動物園の概念が変わった”とまで言うのです。一体他の動物園と何が違うのでしょうか? わが家も家族4人でお出かけしてみました。

 「市原ぞうの国」は、その名の通り、千葉県市原市にある動物園です。電車で行く場合は、小湊鐵道「高滝駅」が最寄り駅になります(高滝駅から無料送迎バス有)。東京・横浜方面から行く場合は、断然車が便利です。「東京湾アクアライン」で「海ほたる」を観光しながら、圏央道「市原鶴舞インター」で降りると、5分ほどで到着。わが家は東京駅から高速バスを利用しました。

7:45 高速バスで「東京駅八重洲口」出発

8:49 「市原鶴舞バスターミナル」下車

9:00 無料送迎バス(要予約)で「市原ぞうの国」着

 東京駅から75分ほどで「市原ぞうの国」に到着です。

 園内に入ると、すぐにパパ友の「衝撃的」という言葉の意味が分かりました。とにかく近いのです、象との距離が!

 チェーンで区切られてはいるものの、檻も柵もなし。今までに体験したことのない驚きの開放感の中、巨大な象と間近に向き合うことができます。