4歳と8歳の子どもを育てるデュアラーママでアナウンサーの安田美香さんが、子どもと一緒にお出かけして「また行きたい!」と思うイベントや場所をリポートするこの連載。歴史遺産を巡りながら、森の中をハイキングした上編に引き続き、無人島・猿島へのお出かけリポートをお届けします。

上編はこちらから

 下編では、猿島での「海遊び」と、人気の「よこすかポートマーケット」でのお買い物をリポートします。

イラスト 岡山進矢
イラスト 岡山進矢

海水浴をしながらバーベキューを楽しめる

 さあ、島内散策を終えたところで、いよいよお待ちかねのランチタイムです。猿島では、ビーチでバーベキューを楽しむことができます。通常バーベキューサイトは、ビーチから離れた場所にあることが多いと思いますが、ここでは海水浴をしながら砂浜で同時に楽しめるのが魅力です。

ビーチに日陰はないので、熱中症にはくれぐれも気を付けてください
ビーチに日陰はないので、熱中症にはくれぐれも気を付けてください

 猿島では、コンロ類、炭・ガスなどの燃料の持ち込みが禁止されているため、「猿島レンタルショップ」で機材を借ります。

●レンタルできる機材と料金例

・BBQセット(コンロ・網・炭バサミ・まな板・包丁・トング・ゴミ袋3枚)…3500円
・木炭・着火材セット(木炭3kg)…1300円
・ビーチパラソル…1500円
・クーラーボックス…1500円 など

 お皿やコップ、油や調味料など、必要なグッズはすべてレンタルできます(いずれも有料)。ただし数に限りがあるので、事前に予約しておいたほうが安心です。ビーチに木陰はないので、特にビーチパラソルは必需品だと思います。

 食材は販売されていないので、肉や野菜などは持参する必要があります。ただ事前に予約すると、船に乗る前に三笠桟橋まで食材を届けてくれるサービスもあります。バーベキュー専用の洗い場もあり、食材の下ごしらえはそこで行います。使い終わった機材は洗わずに返せるので楽で助かります。

 ゴミも回収してもらえます。午後4時までに、分別して「ダストステーション」へ持って行きましょう。

「よこすか海軍カレー」などテイクアウトが充実

 島内にレストランはなく、「猿島オーシャンズキッチン」というテイクアウト専用のフードステーションがあります。人気のメニューは「よこすか海軍カレー(1100円)」「猿島わかめラーメン(1000円)」など。かき氷やソフトドリンク、生ビールなども販売されています。

 テイクアウトした食事は、ビーチで食べたり、こちらのウッドデッキで食べたりすることができます。海を眺めながら食べるランチは最高です!

 島内には1軒だけ売店があり、お菓子やジュース、名物「猿島ビール 無人島(550円)」などが売られています。島では、ペットボトルのお水・お茶は200~210円と少しお高め。おにぎりなどの食料品は販売していないのでご注意ください。