スクワットで大きな筋肉を鍛えよう
―― それでは、具体的に何のトレーニングから始めれば良いでしょうか。
古家 まずはスクワット。これが基本ですね。なぜなら、一番大きな筋肉を動かせるのがスクワットだからです。太ももの前の筋肉、太ももの後ろの筋肉、お尻、そしてふくらはぎ。このあたりをガッツリ鍛えられる、効率のいいトレーニングがスクワットなんです。
大きい筋肉を鍛えておくと、それだけ基礎代謝も上がりますし、大きい筋肉を目覚めさせておくことで、普段歩くだけでも脂肪が燃焼されやすくなるんです。スクワットは基本中の基本で、一番やってほしいトレーニングですね。
―― ただ、スクワットだと6~12回はすぐに慣れて、余裕ができてしまう気がします。
古家 最初は基本のスクワットで十分ですが、負荷が足りないと感じるようになってきたら、片足ずつのスクワットを行います。片足を台に乗せてスクワットするんです。一番ハードなのは横向きですね。こういうやり方であれば、自分の体重を利用したトレーニング(自重トレーニング)でも十分負荷をかけられます。
また、このトレーニングは股関節を伸ばすので、柔軟性も高まります。体が硬いお父さんより、柔らかいお父さんのほうがカッコいいですよ。