ランキングや読者の活用方法などを読み、使ってみたいけれどやはり色々気になるところがある……という人のために、実際に複数の家事代行サービスを活用してきたというDUAL読者に集まってもらい、お話を伺いました。ここだけの本音の話や、笑っちゃう失敗談まで。これを読めば、上手な頼み方や自分に合ったサービスの見つけ方も分かります!

【家事代行サービス企業ランキング2017 特集】
第1回 「家事代行サービス企業ランキング2017」発表!
第2回 家事代行ランキング上位5社の採点と詳細リポート
第3回 8割が利用 DUAL読者の「家事代行の使い方」
第4回 プロが指南 「家事代行の失敗を避けるコツとは?」
第5回 家事代行は平日派?週末派?十人十色の活用方法
第6回 作り置きで大失敗!? 家事代行の成功&失敗談 ←今回はココ!

風見さん(仮名)…戸建て在住。小1の子どもと夫との3人家族。残業もいとわずフルタイムでバリバリ働く。
椎名さん(仮名)…マンション在住。0歳と小1の子どもと夫との4人家族。2度目の育児休暇から復帰したばかり。

相性のいいサービス会社やスタッフとの出会い方は?

DUAL編集部(以下、――) 家事代行サービスを利用するに辺り、相性のいいスタッフとの出会いは大事ですよね。

椎名さん(以下、敬称略) そうですね。T社は自分で家事代行スタッフを探さないといけないので、その頼んでいた人が消えちゃったとき(前回記事「家事代行は平日派?週末派?十人十色の活用方法」参照)も他の人を色々試したのですが、「ぴったりくる人を見つけるのって難しいな」と実感しました。場所ごとの掃除時間の配分やこだわりポイントが人によって結構違うので、そういうのが自分のこだわりとしっくりこないと、いまいち満足できないんです。自分はここはやってほしいけど、ここはどうでもいいというのは、個人個人で違いますよね。

風見さん(以下、敬称略) そうそう、うちに一度いらしたスタッフさんにも、浴室の壁を乾拭きすることにこだわっていた方がいました。今って浴室に付いている乾燥機を使えば、掃除した後、自動で乾かせるんですよね。なのに時間を掛けて乾拭きされてしまって、「そんな時間があったら、他をやって」って思っちゃって。

椎名 1カ所に集中して長時間掃除されると、「もうそこはいいですから!」って思う瞬間ってありますよね。

風見 だから、私はもう掃除の順番から細かく指示しちゃいます。「お風呂は浴槽にカビキラーを掛けた後の待ち時間を使って、他の箇所の掃除に取り掛かってほしい」とか、「今、ちょうど子どもがトイレに入りたがっているからトイレ掃除は後回しにしてほしい」とか。

椎名 やっぱり細かい「好み」が自分と合う人が見つかるまでは、トライ&エラーの連続ですよね。T社は好みのスタッフをキーワードで検索できるのも便利ですね。私は子どもの世話までは頼みませんが、それでもやっぱり子どもに冷たい人は嫌なので、掃除や料理を頼むときも、子どもを気遣える人にチェックを入れています。あとは、スタッフのランクによって値段が違ってくるのですが、やはり口コミやランクがまあまあいい人だと最初は安心ですね。慣れたら、青田買いのように新人さんで良さそうな人を頼むのもいいと思うのですが、それもこちらが依頼の仕方の要領を得てからが安全ですよね。

風見 スタッフの人柄って大事ですよね。私が初めて頼むときに困ったのは、何をどこまでお願いしたらいいのか分からないっていうことなんですよね。どうやってお願いするかも分からなかったですね。

※次ページからは各社実名です。
座談会の様子
座談会の様子
<次のページからの内容>
● 何度か頼むうちに気付いた「自分のニーズ」
● サービス会社によるスタッフの特徴
● 使用後の満足度は、意外に夫のほうが高い!?
● 話題の作り置きで、意外な失敗も……
● まさかのダブルブッキング! 浮気発覚の気分に
● 家事以上の効果がいっぱい!