共働き子育てには欠かせない家事代行サービス。日経DUALでは、昨年に引き続き、家事代行サービス企業について独自調査を行いました。大手もしくは日経DUAL読者が利用している企業を中心にアンケート調査を実施。日経DUAL編集部で抜き打ち利用するなど、実際のサービス内容も含めて独自指標で配点、ランキング化しました。今回はそのランキングの発表と、調査項目について説明します。
【家事代行サービス企業ランキング2017 特集】
第1回 「家事代行サービス企業ランキング2017」発表! ←今回はココ!
第2回 家事代行ランキング上位5社の採点と詳細リポート
第3回 8割が利用 DUAL読者の「家事代行の使い方」
第4回 プロが指南 「家事代行の失敗を避けるコツとは?」
第5回 家事代行は平日派?週末派?十人十色の活用方法
第6回 作り置きで大失敗!? 家事代行の成功&失敗談
5つのポイントで評価、配点
今回、首都圏を中心に展開する家事代行サービス企業に対してアンケートを実施。DUAL読者が実際に家事代行を頼む際に重視するであろうポイントを編集部で協議し、独自の指標でランキングしました。今回は上位1~10位を発表します。
配点のポイントは、大きく分けて利便性、料金、サービス、対応力、ユーザー評価の5つ。それぞれ20点ずつ振り分け、100点満点で評価しました。そのうえで、今回は定期的に利用するほうがオススメな「ガッツリ使い」と、必要に応じて依頼しても使いやすい「チョイ使い」のどちらが向いているか、あるいは両方向いているかも判定しています。
※「カジタク」についてはガッツリ使い向けとチョイ使い向けにそれぞれ別にサービスが存在したため、2サービスに分けて評価しています。
各項目の詳細な評価基準は下記の通りです。
【DUALオリジナルランキングの指標・配点内容詳細】
アンケートの回答と一部日経DUAL独自の査定に基づき、各5点が最高点とし、20項目で配点。100点満点でランキング化しました。
<利便性>
- 申し込みの手軽さ(申し込み方法、サービス開始前の面談の有無や時間など)
- レスポンス(何日前から予約可能か、また予約してからサービス実施までの期間)
- キャンセル期日(キャンセル料がどの時点から発生するか)
- 留守宅、子どもの見守り(留守宅対応や子どもの見守りは可能かどうか)
<料金>
- 入会金、年会費(入会金や年会費は発生するか、またその金額)
- 通常料金(平日1時間当たりの料金。税や交通費を含めた総額で評価)
- キャンセル料(キャンセルした場合の金額)
- トライアル、スポット利用(トライアルプランやスポット利用した場合の金額)
<サービス>
- サービス内容(掃除や料理、子どもの迎えなどサービスの幅)
- 使い勝手(トライアルプランやスポット利用の有無)
- 早朝、深夜対応(早朝や深夜は何時まで対応するか、またその際の増額幅)
- スタッフの研修、評価制度(スタッフの研修の有無、内容、評価制度の有無、内容)
<対応力>
- トラブル対応(トラブル発生時の対応)
- 事故時の補償(事故が起きた場合の補償の有無、内容)
- スタッフ数、対応エリア(サービスを提供するスタッフの総数とサービスを提供できるエリア)
- 対応力、柔軟性(指名したスタッフをあっせんしてくれる率や支払い制度その他)
<ユーザー評価>
- クチコミ(利用者のクチコミをHPなどに掲載しているか、またその掲載方法、内容)
- 読者ポイント(日経DUAL読者が実際にどれくらい利用しているか)
- DUAL査定(日経DUAL編集部による抜き打ち利用などで評価)
- その他(各社のサービスの特徴や独自性、その他を評価)
各社について総合点で順位付け、ランキング化しました
ただ家事代行サービスは、実際利用するに当たっては各社のサービスプランだけでなく、実際に派遣されてきた代行サービススタッフの人柄や相性など、マッチングも重要な要素です。自身が代行してもらいたい家事内容やライフスタイルによっても、満足度は大きく変わります。今回のランキングは、あくまで日経DUAL独自の視点で評価、採点したものです。
それでは、いよいよ次ページでランキングを発表します。