グラフで見える化すると足りないアイテムも見えてくる

ピアスなどのアクセサリーもバランスの調整に使える
ピアスなどのアクセサリーもバランスの調整に使える

輪湖バッグは有効ですが、どうしてもパソコンを入れないといけないなど通勤用は制約がありますので、現実的には難しいかもしれませんね。足しやすいのは「大人×女子」を上げてくれる貴金属のアクセサリーでしょうか。腕時計も使えます。フェイスが大きいと男子のほうへ、きゃしゃなブレスレットのようなドレスウォッチなら女子のほうへ近寄ります。

 あ、そうそう、肌を見せる範囲も関係します。シャツの襟を抜くいわゆる「抜き襟」は首筋が出るので女子のほうへ寄ります。足首が見える丈のパンツ、甲が見える靴なども同様です。もう少し女子のほうに寄せたいな、と思えばそういう工夫を取り入れることもできますね。グラフにしたことはなくても、無意識にそうやって選んでいる人は多いと思います。

――グラフで見える化すると頭の中が整理されて、とても分かりやすいですね。クローゼットを前にしてやみくもに「何を着ていいか分からない!」と悩むよりも、時短になりそうです!

輪湖よりこなれた組み合わせや今足りないアイテムが見えて来ると思いますよ。

取材・構成/小林浩子(日経DUAL編集部) 写真提供/輪湖もなみ