丸井:女性活躍推進のため、7項目のKPIを設定

 続く表彰式では、特別奨励賞となる丸井グループとピジョンに、日経BP社・ビズライフメディア発行人の藤井省吾よりトロフィーが贈られました。そして、丸井グループ・取締役・常務執行役員の石井友夫さんと、ピジョン・取締役専務執行役員・赤松栄治さんが受賞スピーチを披露しました。

右が、特別奨励賞を受賞した丸井グループ・取締役・常務執行役員の石井友夫さん。日経BP社・執行役員・ビズライフ局長・日経DUAL発行人の藤井省吾がトロフィーを贈りました
右が、特別奨励賞を受賞した丸井グループ・取締役・常務執行役員の石井友夫さん。日経BP社・執行役員・ビズライフ局長・日経DUAL発行人の藤井省吾がトロフィーを贈りました

石井さん 丸井グループは従業員の約半数が女性、店頭のお客様も9割が女性、カード事業のお客様も7割が女性です。だからこそ、女性の視座を重視し、女性社員に会社の重要な意思決定のプロセスに入ってもらう必要があると考え、7つの項目でKPIを設定し、実践してきました。まだまだ道半ばではありますが、今回の受賞を機に、さらに男女ともにイキイキと活躍できる企業に目指すことを、ここで改めて決意表明します。

ピジョン:世界中の赤ちゃんとご家族から信頼を得るため、まず社員を大事に

右が、同じく特別奨励賞を受賞した、ピジョン・取締役専務執行役員・赤松栄治さん
右が、同じく特別奨励賞を受賞した、ピジョン・取締役専務執行役員・赤松栄治さん

赤松さん ピジョンはベビー用品や介護用品の生産・販売や保育サービスを手掛ける会社です。経営理念は「愛」。愛とは人が人を思いやる心で、お母さんやお父さんがどんなに真夜中でも赤ちゃんにミルクをあげるような「無償の愛」を指します。「世界中の赤ちゃんとご家族に最も信頼される育児用品メーカー」であり続けるためにも、社員の働きやすさを追求するとともに、これからも社員1人ひとりが活躍でき、社員が当社で働くことを誇りに思えるような企業にしていきたいと考えています。

SCSK:社員がイキイキと働くことが、顧客満足度向上につながる

 「共働き子育てしやすい企業グランプリ2017」、グランプリのSCSK・上席執行役員・人事グループ長・播磨昭彦さんにトロフィーが授与されました。そして、SCSK代表取締役・社長執行役員の谷原徹さんによる、動画メッセージ上映のあと、播磨さんがスピーチを披露しました(谷原社長の動画メッセージは、後日公開する、SCSKの取り組みを詳しく紹介するDUAL記事にて掲載する予定です)。

右が、「共働き子育てしやすい企業グランプリ2017」グランプリを受賞したSCSK・上席執行役員・人事グループ長・播磨昭彦さん
右が、「共働き子育てしやすい企業グランプリ2017」グランプリを受賞したSCSK・上席執行役員・人事グループ長・播磨昭彦さん

播磨さん ITサービス企業にとり、社員は財産です。社員がイキイキとやりがいをもって働く。それが製品やサービスの向上につながり、最終的にお客様の満足度向上につながると考えています。仕事をやり方を根本から見直し、「社員ファースト」の経営をこれからも継続していこうと思います。今回の受賞を励みとし、働き方改革を業界全体・日本全体に醸成していきたいと考えています。