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家の中ですぐキレるわが子 親のNG対応とは?

【前編】「キレること自体は悪いことではない」。まずはキレる背景に何があるかを見る


教育熱心な親ほど、子どもに対して口うるさく干渉してしまう傾向があります。子どもが小さなうちは素直に聞いていたとしても、思春期になると親の過干渉に対して子どもが反抗的な態度を取ったり、大きな声を出したり、感情をコントロールできない「キレる」状態になることもあるでしょう。『ケーキの切れない非行少年たち』(新潮社)の著者で、立命館大学産業社会学部教授の宮口幸治さんに、対応の仕方を聞きました。

【年齢別記事 小学校高学年のママ・パパ向け】
(1) 家の中ですぐキレるわが子 親のNG対応とは? ←今回はココ
(2) 学校でもキレる子の背景に生きづらさ 「境界知能」とは
(3) 高学年女子のやる気のスイッチは「身近にいる憧れの人」
(4) 高学年男子の伸ばし方 「苦手の克服」に固執しすぎない

「キレる」は思春期の通常の反応。子どもは急激に成長するもの

 小学校高学年になると反抗期を迎える子どもが増えてきます。少し前までは親と仲良くおしゃべりをしていたのに、急に口数が少なくなる、自分の部屋に閉じこもりがちになる、何を考えているか分からない……といった変化に戸惑う親は多いでしょう。

 「よく『思春期の子どものやる気を引き出すには何をすればいいですか?』と聞かれますが、私の答えは『余計なことをしない』です。多くの親は、子どもに対して干渉し過ぎの傾向があるのです

 「子どもの成長はなだらかではなく、ある日突然、階段状に成長していくもの」。小さい頃と同じような調子で干渉していたら、突然機嫌が悪くなったり、キレてみたりということもあるといいます。それは子どもが急激に成長したということなのです」

 そもそも、「キレること自体は悪いことではない」と宮口さんは強調します。その理由と、子の感情を落ち着かせるために親がすべきこと、NG対応などについて聞きました。

次ページから読める内容

  • キレること自体は悪いことではない理由とは?
  • 親が「安心・安全の基地」になる3つのポイント
  • 子どもとの会話では「共感」が大切

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宮口幸治
宮口幸治

立命館大学産業社会学部教授。医学博士、臨床心理士、公認心理師資格も持つ。京都大学工学部卒業、建設コンサルタント会社勤務の後、神戸大学医学部医学科卒業。児童精神科医として精神科病院や医療少年院勤務を経て2016年より現職。困っている子どもたちの支援を教育・医療・心理・福祉の観点で行う『日本COG-TR学会』を主宰。著書に『ケーキの切れない非行少年たち』(新潮社)、『1日5分!教室で使えるコグトレ 困っている子どもを支援する認知トレーニング122』(東洋館出版社)など多数。

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