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加害者の半数が顔見知り 子どもの性被害対策は

SNS絡みの被害が急増。もしもわが子が性被害に遭ったら?


小学生のSNS利用による性被害が増えています。警視庁の資料によれば、2018(平成30)年中の統計では児童ポルノ被害の約4割が、「児童が自らを撮影した画像に伴う被害」。特に児童がだまされたり、脅されたりして自分の裸体を撮影させられた上、メールなどで送らされる被害は、小学生と高校生で増加しているそう。

こうした被害が起きないよう、内閣府や警視庁では注意喚起をしていますが、では親としてはどのように子どもたちに、「性」にまつわる犯罪・被害について教えればいいのでしょうか。公認心理師でブリーフセラピストの戸田さやかさんに聞きました。

【年齢別特集 小学校高学年のママ・パパ向け】
(1) 加害者の半数が顔見知り 子どもの性被害対策は ←今回はココ
(2) ネットの情報リテラシー 子どもにどう説明する?
(3) ゲームでネット利用する子多数 SNSなどの制限は

Q1:子どもは加害者になり得るのか?

性のトラブル、男女ともに加害・被害の対象になる

 2019年5月15日に、政府広報では「SNS利用による性被害等から子供を守るには」というサイトをオープン。「子供の性被害はどのくらい発生しているの?」「子供を性被害から守るには」「もしも被害に遭ってしまったら?」という内容がとてもよくまとまっています。

 ただこうした被害に遭わないための方法を子どもに伝える前に、まず、親が認識し、子どもに伝えておかなければならないことがあると、戸田さやかさんは言います。

 「子どもが関わる性犯罪は、大人が加害者、子どもが被害者という構図が多いのは事実です。一方で、『性のトラブル』に関しては、悪意の有無に関わらず男女ともに加害者にも、被害者にもなり得ることを、認識しておきましょう」

 多いのは、「うちは男子だから被害には遭わない。女子に何かしないかが心配」という男子の親。でも、男の子だから簡単に被害には遭わない、女の子だから加害はしないという大人の思い込みが、トラブル発覚を遅らせると言います。そう、実際には、小学校高学年の男女間で、性のトラブルは多々起きているのです。

 では具体的には、どんなトラブルが起きているのでしょうか。

※写真はイメージです
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<次のページからの内容>

● 「子ども同士の悪ふざけ」では済まない性トラブルとは?
● 子ども同士の性トラブル、自分と他人の境界線の理解が重要
● 性やSNSの知識を得ると同時に育むべきこと
● 性被害を防ぐために家庭でできることはある?
● SNSでの児童売春や児童ポルノの事案、小学生の被害が急増
● もしも、わが子が性被害に遭ったら……?

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