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だらだら勉強より「15分集中」 集中力の鍛え方

子が机に向かうことを嫌がれば、「親子で集中する」時間をつくるところからスタートを


もう高学年なのだから、親から言われなくても自分から進んで勉強を始め、周りの雑音が気にならなくなるくらいに集中して取り組んでほしい。しかし、現実は、なかなか勉強に集中しないわが子にイライラしたり、ガミガミ怒ったり。「どんな子も集中する力は持っています。子どもの集中力の引き出し方を知りましょう」と話すのは、受験Lab代表の州崎真弘さん。どのようにして子どもの集中力を引き出していけばよいのでしょうか。

【年齢別記事 小学校高学年のママ・パパ向け】
(1) 中学生活になじめない「中1ギャップ」どう防ぐ?
(2) だらだら勉強より「15分集中」 集中力の鍛え方 ←今回はココ
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子どもはみんな集中する力を持っている

 「ちゃんと集中して宿題をしなさい!」
 「またふらふらと立ち歩いている、集中しなさい」

 子どもが学校の宿題や、中学受験のための勉強が進まずに手が止まっていると、親としてはつい言いたくなるアレコレ。「どうしてうちの子は家庭学習で集中できないのかしら?」と嘆いている親は多いことでしょう。

 「頑張って勉強してほしいときに、集中力に欠けてしまう。親御さんとしてはもどかしいですよね。だからといって、その子に集中する力がないというわけではありません。子どもは基本、勉強が好きです。新しい知識を得ることは、楽しいことですから。ただ、一生懸命勉強をするのが嫌なだけなんです」と州崎さんは言います。

 州崎さんいわく、子どもの「集中する」という状態には大きく2種類。ひとつは自分の興味のあることに知らないうちに没頭している状態。もうひとつは、目の前の課題に対して、意識的に自分から取り組んでいる状態です。

 「子どもがゲームなどをやっているときは、時間も忘れて没頭しているので集中している、と言えます。勉強でもそのくらい没頭してくれたら、と思うかもしれませんが、残念ながらそういう子はあまりいないと思います。

 目の前の宿題やテスト勉強に取り組まないといけないのになかなか子どもが手をつけないときに、子どもを『集中できる』状態にしてあげることは難しいですね。その場合は、誰かの働きかけが必要になります。私たち指導する側でも、子どもの興味や意欲、ときには強烈なインパクトを与えて理解の後押しをしますが、もちろん家庭でもできることはいろいろあります。子どもの集中力をうまく引き出せるコツをつかめば、どんな子でも集中して勉強するようになります

 こんなシーンはないでしょうか。

・学校の宿題をする際に、子どもがぼーっとしていたり、漫画を読んだり、タブレットで遊んだりする
・塾の勉強をだらだらとしていて、全然進んでいない。勉強の「質」が悪いのではないかと不安が募る
・子どもが学校や塾の授業中に集中して先生の話を聞いているのかどうか不安

 このような場合、親はどのように働きかければいいのでしょうか。

次ページから読める内容

  • 毎日の小さな達成感を積み重ねていくこと
  • 勉強は嫌いではないけれど、なかなか手を付けない場合は?
  • 学習計画は現状からのビルドアップを
  • 授業を受ける際の集中力アップの秘けつ

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州崎 真弘 元「浜学園」算数講師 受験Lab代表
州崎 真弘 大学在住からプロ算数講師として活動。灘中合格者日本一の大手進学塾「浜学園」では、史上最速の1週間で講師に昇格し、初年度から本部教室の最高レベル特訓の担当。現在は受験Lab代表として、中学受験算数/医学部受験数学のリモート個別指導・ライブ授業・映像配信・保護者向けの受験コンサルティングを行っている。著書に『中学受験で合格する集中力の育て方』(あさ出版)ほか多数。

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