【年齢別特集 小学校高学年のママ・パパ向け】
(1) 中学受験終結 結果はどうであれ子も親も心を癒やして
(2) 心療内科医が教える 中学受験直後の心の受け止め方
(3) 過保護と放任の線引きは? わが家の放課後の安全ルール
(4) “一人留守番っ子”の家庭学習はどうフォローする? ←今回はココ
子どもの成長に伴い、ママやパパが抱く育児の喜びや悩み、知りたいテーマは少しずつ変化していくものです。「プレDUAL(妊娠~職場復帰)」「保育園」「小学校低学年」「高学年」の4つのカテゴリ別に、今欲しい情報をお届けする日経DUALを、毎日の生活でぜひお役立てください。
働く親の「子どもの放課後の過ごし方」での悩みどころは家庭学習
現在の放課後の過ごし方については、「満足している」と答えた人は、62.7%。6割以上の親が放課後の過ごし方については満足しているという集計結果となった。
しかし、「お子さんの留守番中の家庭学習について、心配事はありますか?」という問いに対しては、「ある」との答えが50.0%で、「以前はあったが、解決した」との答えが15.7%だった。「ない」と回答した人はわずか34.3%で、7割近くの親が、子どもの家庭学習に関しては悩みを抱えていたようだ。
ちなみに、「中学受験を検討していますか?」という問いに対する答えの集計結果は以下の通り。
今回のアンケート集計結果では、「受験を予定している」と答えた人が31.4%と最も多く、「検討中(どちらかというと受験を視野に入れている)」が12.7%と続く。「既に受験をした」と答えた6.9%を加えると、「中学受験をする」派が51.0%という結果となった。受験を見据えた家庭とそうでない家庭はほぼ半々。受験を予定していてもいなくても、家庭学習は、共働き家庭にとって大きな悩みどころであるようだ。