このたび、日経DUALでは、小学校4~6年生のお子さんを持つ働く親に限定した「放課後の過ごし方」を調査するアンケートを実施しました。その結果、現在、小学校4~6年生のお子さんの多くが“鍵っ子”で、放課後は週3日以上、一日3時間以上、子どもだけで過ごしている実態をつかむことができました。子どもが一人でいるとき、親が最も心配していたのは「震災や犯罪に巻き込まれないか」。それに続いて、「学校や塾の宿題をしていないのではないか」という家庭学習に関する悩みを抱える人が多いことが分かりました。そこで、“一人留守番っ子”の家庭学習方法について「名前もない小さな個人塾」の特別講師であり、子育てに関する講演も数多く手がける小澤淳さんに具体的に教えてもらいました。

【年齢別特集 小学校高学年のママ・パパ向け】
(1) 中学受験終結 結果はどうであれ子も親も心を癒やして
(2) 心療内科医が教える 中学受験直後の心の受け止め方
(3) 過保護と放任の線引きは? わが家の放課後の安全ルール
(4) “一人留守番っ子”の家庭学習はどうフォローする? ←今回はココ

子どもの成長に伴い、ママやパパが抱く育児の喜びや悩み、知りたいテーマは少しずつ変化していくものです。「プレDUAL(妊娠~職場復帰)」「保育園」「小学校低学年」「高学年」の4つのカテゴリ別に、今欲しい情報をお届けする日経DUALを、毎日の生活でぜひお役立てください。

働く親の「子どもの放課後の過ごし方」での悩みどころは家庭学習

 現在の放課後の過ごし方については、「満足している」と答えた人は、62.7%。6割以上の親が放課後の過ごし方については満足しているという集計結果となった。

 しかし、「お子さんの留守番中の家庭学習について、心配事はありますか?」という問いに対しては、「ある」との答えが50.0%で、「以前はあったが、解決した」との答えが15.7%だった。「ない」と回答した人はわずか34.3%で、7割近くの親が、子どもの家庭学習に関しては悩みを抱えていたようだ。

 ちなみに、「中学受験を検討していますか?」という問いに対する答えの集計結果は以下の通り。

 今回のアンケート集計結果では、「受験を予定している」と答えた人が31.4%と最も多く、「検討中(どちらかというと受験を視野に入れている)」が12.7%と続く。「既に受験をした」と答えた6.9%を加えると、「中学受験をする」派が51.0%という結果となった。受験を見据えた家庭とそうでない家庭はほぼ半々。受験を予定していてもいなくても、家庭学習は、共働き家庭にとって大きな悩みどころであるようだ。

次ページから読める内容

  • 子どもの勉強を見てあげられない
  • 家庭学習ができないのは「親のせい」である場合が多い
  • 勉強が一つ終わったら「できてるね!」「すごいね!」と努力を認める
  • 答えの丸写しでも、最初はOK。写したことを正直に話せる関係作りが大事
  • ひと言でいい。ノートの隅にコメントを残し合う
  • ご褒美による“ニンジン作戦”は効果的。でも、ペナルティー方式は厳禁
  • 読者のリアルな悩みに、小澤さんがアドバイス
  • 小5の夏以降、一人で勉強できるように。小4までは家庭学習のサポートを

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