東京大学先端科学技術研究センターの中邑研究室が運営する、ユニークであるがゆえに学校になじめない子どもたちの学びの場「異才発掘プロジェクト ROCKET」。ディレクターの中邑賢龍さんは、「ほめられるばかりで、上手に叱られてこなかった子が増えている」と感じているといいます。どういうことでしょうか? 子どもの能力を伸ばす「叱り方」「ほめ方」について詳しく聞きました。

【年齢別記事 小学校高学年のママ・パパ向け】
(1) ほめるより叱る? 高学年の子を「挑発して伸ばす」には ←今回はココ
(2) わが子を褒められモンスターにしない叱り方
(3) 一人ぼっちは避けたほうがいい? 孤独の考え方

高学年の子を「叱る」「ほめる」ポイント、間違ってない?

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 子どもの才能を引き出そうと、普段から「ほめて伸ばす」ことを意識している親は少なくないでしょう。しかし、東京大学先端科学技術センター教授で、「異才発掘プロジェクト ROCKET」のディレクターである中邑賢龍さんは、「本当に、ほめて伸ばすばかりでいいのでしょうか?」と話します。

 「叱るべきところで叱られず、ほめられるべきではないところでほめられてきた子が増えてきているのを感じます。そのようにして育ってきた子の中には、自分には才能があると思い込んで周りを見下し、社会的評価にさらされ批判された途端、自信をなくしたり、感情的になったりするケースもみられます。心からいいと思っていないのに、親が『いいねえ』『すごいね』とほめる必要があるでしょうか。大切なのは、肝心なところで叱れることでしょう」

 子どもがまだ小さければ、「ほめて伸ばす」のもいいかもしれません。しかし高学年になると、子どもとの最適な距離を見極め「上手に叱る」「挑発する」ことで、想像以上に能力を発揮できることもあるといいます。どうすれば、うまく叱れるのでしょうか?

 次のページから、中邑さんに詳しく聞きました。

次ページから読める内容

  • 叱ることの本質とは何か?
  • 「今日中」と言ったのなら、それまで待つ
  • 本当にやる気があれば、挑発をバネに壁を越えていく
  • ほめるときには、相対的な優越感を持たせる
  • 優越感を持つことが自信や自尊心の芽に

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