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放課後に育む人間力 ダラダラ時間削ってはダメな訳

ダラダラする時間、遊びの時間が非認知能力を育む/「充電」後に上手に気持ちを切り替えさせるには?


学童や学校から帰宅後は、ゴロゴロしたり、ダラダラとテレビや動画を見たり、ゲームをしたりしている子どもは多いはず。そんな放課後の過ごし方に「これでいいの?」と不安を感じ、ダラダラ時間を与えないように、習い事や塾を詰め込んだりしている親もいるかもしれません。しかし、「低学年の子どもには、くつろぐ時間や遊ぶ時間こそたっぷり必要」と、法政大学文学部教授で発達心理学、学校心理学の専門家である渡辺弥生さんは指摘します。渡辺さんに、低学年の子どもの理想的な放課後の過ごし方について聞きました。

【年齢別記事 小学校低学年のママ・パパ向け】
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(2) 放課後に育む人間力 ダラダラ時間削ってはダメな訳 ←今回はココ
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避けるべきは子のダラダラより親のイライラ

 まだ勉強もさほど忙しくない低学年。学童から帰宅するとダラッとしたり、ボーッとしたり……。在宅勤務中だと、こうした子どもの姿が目についてしまい、こんな過ごし方で大丈夫なの? と心配になったり、いつまでも切り替えがきかない子どもにイライラしてしまったりすることはないでしょうか? 中にはそんな姿を見たくないという気持ちから、塾に行かせたり、習い事を詰め込んだりして、帰宅後にダラダラする時間を与えない、という人もいるかもしれません。

 これに対し、「子どもたちが帰宅後にダラダラするのは悪いことではありません。むしろここで親がイライラすることの方が改めるべきです。もし、子どもが気分の切り替えができず、いつまでもダラダラしてしまうのであれば、そここそが親の工夫のしどころですよ」と話すのは、発達心理学、学校心理学が専門で、子どもの心に詳しい渡辺弥生さんです。

 「子どもの健全な発達のためには、放課後にしっかり遊ぶ時間とダラダラ過ごす時間の両方が必要です。特に遊びを通じて子どもたちは学校の教科学習では学べない、粘り強さや思いやりなどといった感情や社会性、つまり生きる力を育むことができます」

 次のページから、低学年の子どもの理想的な放課後の過ごし方について、詳しく解説。家でいつまでもダラダラしてしまう子どもの気分を切り替えさせるための工夫も紹介します。

次ページから読める内容

  • 子がゴロゴロしていたら親もくつろいで
  • あらゆる表現を「ヤバイ」で済ませてない?
  • 遊べる大人ほど仕事もできて友達も多い
  • 学童に通う子はメリットいっぱい

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