食欲の秋が到来しました。食事は日々の楽しみである半面、子育て中の親にとっては悩みの種である場合も。子どもの食が細かったり、食べ過ぎたりする場合、「このままでは栄養が偏ってしまうのでは?」「肥満になってしまうのでは」などと頭を抱えている人もいるでしょう。成長期であるわが子に、適正な量の食事を取らせるにはどうしたらいいのでしょう。小学生を対象とした親子の食育プログラムなども行っている露久保美夏さんに聞きました。2回に分けてお伝えします。今回は「食が細い」悩みに対するアドバイスです。

【年齢別特集 小学校低学年のママ・パパ向け】
(1) 漢字の苦手な低学年が変わる タイプ別学習法とは?
(2) 低学年の「食が細い」問題 5つの原因と対策 ←今回はココ
(3) 子の食べ過ぎ 無理なく改善する3つのアプローチ

「もっと食べなさい」と強制するのは逆効果に

 「少し食べたら、すぐおなかいっぱいといって食べるのをやめてしまう」「他の子に比べて、食べる量が明らかに少ない」など、子どもの「食の細さ」に悩んでいる人は少なくありません。小学校低学年では、自身でその理由をうまく言葉にできないことが多いため、親は不安を膨らませてしまいがちです。

 せっかく食事を用意しても子どもがしっかり食べない場合、親は栄養不足やカロリー不足が気になり、「どうしてちゃんと食べないの」と、半ば強制的に食べさせようとしてしまうかもしれません。しかし、「勉強と同じで、強制すればするほど、子どもは嫌になるもの。そうした対応は逆効果でしかない」と、東洋大学食環境科学部食環境科学科准教授の露久保美夏さんは警鐘を鳴らします。

 露久保さんによると、低学年の子どもの食が細い原因として、考えられる主なものは大きく5つ。原因によって、親が心掛けたい注意点や工夫が異なるといいます。次ページから具体的に解説してもらいます。

詳細は次ページから!
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次ページから読める内容

  • 原因を特定するため、子どもの言動をじっくり観察
  • 「嫌い」はあってもいい。「好き」なものを増やしていこう
  • 健全な食欲のサイクルを取り戻すために親にできることは?

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