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虫歯予防のためには「8歳まで仕上げ磨き」を

【年齢別特集 小学校低学年のママ・パパ向け】(1)虫歯が発生するメカニズムから歯の正しい磨き方、転倒して歯が折れたときの緊急対処法まで


 歯は生きていくうえで欠かせない、誰にとっても大切なものです。しかし健康な歯は、放置しておいても手に入るものではありません。特に幼少期から小学校卒業までに正しい歯磨き習慣を身に付けることは、何よりも大切なことです。

 医療法人「スマイルベア」の理事長を務める小児歯科専門医の坂部潤先生に、虫歯が発生するメカニズムから歯の正しい磨き方まで聞きました。「親の仕上げ磨きは8歳までは必要」とは、どういうことでしょうか。

【年齢別特集 小学校低学年のママ・パパ向け】
(1) 虫歯予防のためには「8歳まで仕上げ磨き」を ←今回はココ
(2) 子どもの歯列矯正 なぜ、いつ、どうやってする?
(3) 低下する子どもの読解力「読書よりも親子の時間を」
(4) 読解力向上には「読み聞かせ」が最高のドリル

子どもの成長に伴い、ママやパパが抱く育児の喜びや悩み、知りたいテーマは少しずつ変化していくものです。「プレDUAL(妊娠~職場復帰)」「保育園」「小学校低学年」「高学年」の4つのカテゴリ別に、今欲しい情報をお届けする日経DUALを、毎日の生活でぜひお役立てください。

甘い物だけじゃない! 虫歯菌は炭水化物全般が大好物

 虫歯は主に、口の中に住んでいる虫歯菌が原因で起こります。そのプロセスは、簡単に説明すると以下の通りです。

 虫歯菌が食べ物に含まれる「しょ糖」を食べる。

 

 「しょ糖」を食べた虫歯菌が増殖して、ネバネバとした酸性の排泄物(プラーク)を出す。

 

 プラークが歯を「脱灰」させて虫歯になる。

 虫歯菌にはいくつか種類がありますが、歯にくっつきやすい性質があるミュータンス菌が一番の原因菌です。ミュータンス菌の大好物「しょ糖」は、ごはんやパン、芋類などの炭水化物も、唾液によって分解され、口内でしょ糖になるので、甘い物を食べなければ虫歯にならないという考えは間違いです。

 虫歯菌は、親からも感染します。虫歯菌が口内にいなければ、歯磨きをしなくても虫歯になることはないですが、残念ながら虫歯菌がいない人はいません。スキンシップでも感染するので、虫歯菌の侵入を完全に阻止するのは不可能です。

 では、どうすればいいのでしょうか?

まずは3歳までに虫歯にならないことに注力を

ポイント① 3歳までに感染しないこと

 遅かれ早かれ感染してしまう虫歯菌ですが、3歳まで気をつければ、その後の虫歯リスクをぐんと減らすことができます

 口内には虫歯菌以外にもたくさんの常在菌がいますが、3歳までは口の中の菌のバランスが未完成なため、虫歯菌が増殖しやすい環境。極力虫歯菌を口に入れないようにして、この時期を乗り切れば、常在菌の中にミュータンス菌が占める割合が少ないまま、菌のバランスが定着しやすいのです。

ポイント② 虫歯菌の量をコントロールすること

 虫歯菌に感染したとしても、即、虫歯を発症するわけではありません。食習慣や歯磨き、唾液の質や量など、様々な要因が重なって虫歯は起きます。歯磨きで口内の虫歯菌の量を減らすことが、虫歯予防においては何より重要です。

<次のページからの内容>
● 歯医者選びで気を付けるべきポイント
● ママとパパは知っておきたい仕上げ磨きのコツ
● 生え始めて2年以内の永久歯は虫歯になりやすい
● 回数よりも質! 1日1回夜にきちんと磨くことが虫歯予防につながる
● 子どもの仕上げ磨きは8歳まで
● 転倒などで前歯が欠けてしまったら?

次ページから読める内容

  • 歯医者選びで気を付けるべきポイント
  • ママとパパは知っておきたい仕上げ磨きのコツ
  • 生え始めて2年以内の永久歯は虫歯になりやすい
  • 回数よりも質! 1日1回夜にきちんと磨くことが虫歯予防につながる
  • 子どもの仕上げ磨きは8歳まで
  • 転倒などで前歯が欠けてしまったら?

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