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水害への備えは親子の街歩きから 見るポイントは?

ハザードマップに楽しいポイントもレイヤーしてオリジナルのマップ作り/大雨のときに注意する場所/地球に興味を持たせよう


日本では毎年、各地で広域豪雨や集中豪雨が発生し、河川の氾濫や土砂災害が発生しています。夏の暑い日の市街地ではゲリラ豪雨も珍しくありません。水害から子どもを守るにはどうしたらよいのでしょうか。日本で初めて防災専門学科を設置した兵庫県立舞子高校の環境防災科初代科長で、現在は防災教育学会会長を務め、小学校の防災教育にも携わっている諏訪清二さんに、家庭でできる水害への防災教育について聞きました。

【年齢別特集 小学校低学年のママ・パパ向け】
(1)よい歯並びのために 家で見直せる小さな生活習慣
(2)生え替わり期 要注意の歯 歯列矯正いつ始める?
(3)水害への備えは親子の街歩きから 見るポイントは? ←今回はココ

ハザードマップを貼るだけでは子どもは興味を持たない

 防災のニュースなどでよく話題になるのが、自然災害による被災想定地域や避難場所・避難経路などを示したハザードマップです。ハザードマップには地震、洪水、土砂災害、液状化などの種類があり、自治体が作製し、各世帯に配布されたり、ウェブサイトで見たりすることができます。諏訪さんは、防災教育の基本として「ぜひ親がハザードマップを活用する姿を子どもに見せてほしい」と話します。しかし、たまに見たり、壁に貼っておいたりするだけでは効果がないと注意を促します。「水害に限らず、防災教育で大切なのは、まず地域に興味を持たせることです」。日常生活を通して地域について知ることで、水害や地震のときにどうしたらよいかという話もしやすくなるそうです。今回は水害への備えとして、子どもにどんなことを教えたらよいか、聞いていきます。

次ページから読める内容

  • ハザードマップに情報を追加してカスタマイズする
  • 記念碑や地名は、地域の水害を知るきっかけに
  • 地域を歩き、危ない場所、安全な場所を自分で見つける
  • 雷が聞こえたら、音が遠くても建物の中へ
  • 地球で起きていることに興味を持たせよう
  • 避難所へ行く、行かないも決めておく 備蓄品は家族で話し合いを

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諏訪 清二 防災教育学会会長
諏訪 清二 兵庫県立大学特任教授(大学院減災復興政策研究科)。神戸学院大学現代社会学部非常勤講師。関西国際大学セーフティマネジメント研究所客員研究員。2000年から防災教育に関わる。2017年から防災学習アドバイザー・コラボラレーターとして活動開始。学校での防災学習の支援活動を中心に、防災学習、災害、ボランティア、語り継ぎなどのテーマで講演活動を行っている。中国四川省、ネパール、モンゴルなどでの防災学習のプロジェクトにも取り組んでいる。著書に『防災教育のテッパン――本気で防災教育を始めよう』(明石スクールユニフォームカンパニー )、『防災教育の不思議な力』(岩波書店)、『高校生、災害と向き合う――舞子高等学校環境防災科の10年』(岩波ジュニア新書)など。

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