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読書感想文コツ 低学年でも一人で書き上げ自信に!

【後編】スモールステップで楽しく書き進める方法を提案。悲しい場面で「面白い」と書いた場合の親の対応正解は?


読書感想文といえば夏休みの宿題の定番です。神戸市で小学生親子を対象にした読書感想文講座を毎年開催している近澤麻美子さんに、低学年の子が読書感想文を書く際に親が知っておきたいことを聞きました。本の選び方などについて聞いた「低学年の読書感想文 親次第で作文好きにも嫌いにも」に続き、後編では書き方のノウハウや親のNG行動について解説します。

【年齢別記事 小学校低学年のママ・パパ向け】
(1) 低学年の学び 「センス・オブ・ワンダー」が土台に
(2) 前編 低学年の読書感想文 親次第で作文好きにも嫌いにも
(3) 後編 読書感想文コツ 低学年でも一人で書き上げ自信に! ←今回はココ
(4) 低学年のお泊まり体験、経験値を上げ成長する機会に
(5) 人前での発言が苦手な子どうサポート? 3つのステップ

「さっさと片付けよう」はNG。少しずつ進め、「楽しくできた」を思い出に

 前編で解説したように、子どもが読書感想文を書く際には、「読む能力」と「書く能力」は別ものだと意識することが大切です。本を読むのが好きな子が作文が得意とは限らないということです。

 また、近澤さんは「読書感想文は評価の対象ではないので、子どもの『今の目いっぱいの力で書けば十分』」だと話します。

 大切なのは本選び。小学生になったのだからと文字が多い本を薦めたくなるかもしれませんが、肝心なのは、子どもの心に残る内容かどうか。近澤さんが指導した子どもには絵本や図鑑で、熱のこもった読書感想文を書いた子どももいるそうです。

 本を選んだ後はいよいよ書き始めます。次ページからそのノウハウを紹介します。ここでの親の振る舞いや言葉かけが、子どもが作文を好きになるか、嫌いになるかに関わると近澤さんは注意を促します。

 親にとって読書感想文の宿題は憂鬱な記憶かもしれません。しかし、初めて取り組む子どもは読書感想文に対してまだニュートラルな気持ちです。親が『苦手だな、面倒だな』という気持ちを見せると子どもも影響を受けてしまいます。

 また、親に「さっさと片付けよう」という気持ちがあると、子どもをせかしてしまいます。すると子どもはキャパオーバーになって、作文自体が嫌いになってしまうそうです。「ぜひ、スモールステップで、子どもに自由に書かせることを心掛けてください。『ボクは/私は読書感想文の宿題を楽しくできた』という夏休みの思い出になるといいですね

【脱ユーウツ!
低学年の読書感想文 親が知っておきたいポイント】

後編(この記事)ではココを解説!
 ◆【読書感想文の書き方】メモを取り、書き言葉でつなげる
 ◆1日で仕上げようとしない。スモールステップで進める
 ◆対話で子どもの内なる思いを引き出し、書き言葉にする
 ◆読書感想文の宿題を「楽しく書けた」という経験にする


前編ではココを解説
 ◆「読む能力」と「書く能力」は別ものだと理解しておく
 ◆「子どもの今の目いっぱいの力で書けば十分」と考える
 ◆文字数が少なくても子どもの心に残る本を選ぶ!
  絵本や図鑑でもOK
 ◆子どもの書く能力がどのくらいかを事前に把握する

次ページから読める内容

  • 【読書感想文の書き方】まとまりごとにメモを取り、書き言葉でつなげる
  • 1日で仕上げようとしない。スモールステップで進める
  • 対話で子どもの内なる思いを引き出し、それを書き言葉に
  • 読書感想文の宿題を「楽しく書けた」という経験にする

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近澤 麻美子
近澤 麻美子

1975年生まれ。大阪府立大阪女子大学国文学科卒。家庭教師、私立高校教員、塾講師など教育業界に20年超。学習塾では小中高生への国語指導をメインに教材開発、講師の研修なども担当。 現在はその経験を活かし、子育ての悩みを解決する「親塾」を主宰。 「親の目線」「子どもの目線」の両方を踏まえた親子読書感想文の講座が好評。オンライン講座「てんさく部屋」で、高校入試の国語の小論文の指導にも当たっている。著書に『読書感想文の憂うつから解放!楽しく書く親子作文講座』『子育て「親塾」: 子どもを塾に行かせる前にまずは親が学びませんか』がある。小学生の男女の双子と中学生の長女がいる。

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