「最近の子どもは骨が折れやすい」……そんな話を耳にしたことはありませんか? 原宿リハビリテーション病院名誉院長を務める林泰史さんは「保育園や学校で起きた骨折数の統計によると、40年前との比較で約2.5倍にも上るとされています。弱く、折れやすくなっているのです」と警鐘を鳴らします。

なぜ、現代の子どもの骨は弱くなっているのでしょうか? その対策は? 林さんに現状と対策をお聞きしました。

【年齢別特集 小学校低学年ママ・パパ向け】
(1)異性親 理想の男性&女性像を子に押し付けてない?
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(3)子どもの骨を強くするのに必要なのは運動+睡眠←今回はココ
(4)低学年の子ども 足りていないのはカルシウム?

 子どもの成長に伴い、ママやパパが抱く育児の喜びや悩み、知りたいテーマは少しずつ変化していくものです。「プレDUAL(妊娠~職場復帰)」「保育園」「小学校低学年」「高学年」の4つのカテゴリ別に、今欲しい情報をお届けする日経DUALを、毎日の生活でぜひお役立てください。

骨が弱くなり、骨折リスクが高まっている

 この17年、5歳から17歳までの男女の平均身長が、ほぼ横ばいになっていることをご存じでしょうか。

 文部科学省の「学校保健統計調査ー平成30年度(確定値)の結果の概要」によれば、男女とも1948(昭和23)年度以降、全国平均の身長は伸びる傾向にあり、1994(平成6)年度から2001(平成13)年度あたりにピークを迎え、17歳男子で160.6cmから170.9cmと約10cm高くなりました。当時はあと20年もすれば175cmに? とも思えましたが、2018年の平均身長は170.6cm。そう、約20年、横ばい傾向になっているのです。

 一方で、気になるのは「子どもの骨が弱くなっている」という指摘です。

 原宿リハビリテーション病院名誉院長の林泰史さんは、「日本スポーツ振興センターの『学校の管理下の災害 -基本統計-』にもありますが、骨折発生率は2016年度には25年前の約1.4倍にまで増えています」と言います。

 なぜ、骨は弱くなり、骨折リスクが高まっているのでしょうか。身長への影響はあるのでしょうか。

<次のページからの内容>

● 骨の発達に影響するのは運動、栄養、睡眠の3要素
● 骨のためには水泳より「走り回る」「歩き回る」ほうがいい
● 骨芽細胞を活性化させる成長ホルモンは睡眠時に分泌される
● 睡眠不足になると成長ホルモンの分泌が少なくなる

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