まだ6月ですが、来月下旬からいよいよ夏休みが始まります。小学校低学年の子どもを持つ共働き家庭にとって、長期休みをどう過ごすかは悩ましい問題。そこで、前回の“英語系サマープログラム”に続いて、今回は首都圏を中心に展開する大手民間学童が実施するサマープログラムを紹介します。せっかくなら、子どもの知的好奇心を満たし、様々な体験ができる環境に飛び込ませてあげるのもいいかもしれません。

締め切りや定員が間近に迫っているものもありますので、興味があれば早めに問い合わせしてみてください。

【年齢別特集 小学校低学年ママ・パパ向け】
(1) 共働きっ子の夏休み 一石二鳥の英語体験はいかが
(2) いつもと異なる経験を 民間学童のサマープログラム←今回はココ
(3) 「残すな」と言われ不登校も 給食ハラスメントとは?
(4) 「食べなさい」は逆効果? 食卓で自己肯定感を高める

 子どもの成長に伴い、ママやパパが抱く育児の喜びや悩み、知りたいテーマは少しずつ変化していくものです。「プレDUAL(妊娠~職場復帰)」「保育園」「小学校低学年」「高学年」の4つのカテゴリ別に、今欲しい情報をお届けする日経DUALを、毎日の生活でぜひお役立てください。

飽きないように変化をつけてあげたい、でも、親は仕事が忙しくて……

 「夏の学童、どうする?」「学童弁当、毎日作れるかな」。夏休みが近づくと小学生の子どもを持つ共働き親からはこんな声が聞こえてきます。期間が長くなるため、飽きないように生活に変化をつけてあげたいもの。また、成長著しい貴重な時期なので、刺激を受け、様々なことを吸収して、意味のある時間を過ごしてほしいと思うのが親心でしょう。でも現実には、親は仕事が忙しくて……。そんなときの選択肢の一つが、民間学童の利用です。夏ならではのイベントやキャンプなど、あずかる+αのプログラムが満載です。

 次のページから、首都圏を中心に展開する大手民間学童3社のサマープログラムを紹介します。夏休みも各社バラエティー豊かなメニューを用意。夏休みだけのスポット利用も受け付けています(記事中の料金は、税込と明記のもの以外はすべて税別です。情報は掲載時点のもので、変更される可能性もあります)。

<次のページからの内容>
● 乗馬、川遊び、天体観測など非日常体験で「人間力」を育む
● お仕事体験や「かけっこ」講座など、多様な選択肢を備える学童
● ネーティブの先生と楽しく過ごす「プチ留学経験」の英語学童
● 「思考力」「想像力」「社会性」「協調性」を伸ばすために