来月下旬からいよいよ夏休みが始まります。小学校低学年の子どもを持つ共働き家庭にとって、長期休みをどう過ごすかは悩ましい問題。そこで今回は、2020年度からの改革も迫る、英語に焦点を当て、英語体験ができる“英語系サマープログラム”を一挙に紹介。英語に触れて、長い夏休みを有意義に過ごしてみてはいかがでしょうか。

次回は民間学童のサマープログラムを紹介します。締め切りや定員が間近に迫っているものもありますので、気になるイベントを見つけたら早めに問い合わせてみてください。

【年齢別特集 小学校低学年ママ・パパ向け】
(1) 共働きっ子の夏休み 一石二鳥の英語体験はいかが←今回はココ
(2) いつもと異なる経験を 民間学童のサマープログラム
(3) 「残すな」と言われ不登校も 給食ハラスメントとは?
(4) 「食べなさい」は逆効果? 食卓で自己肯定感を高める

子どもの成長に伴い、ママやパパが抱く育児の喜びや悩み、知りたいテーマは少しずつ変化していくものです。「プレDUAL(妊娠~職場復帰)」「保育園」「小学校低学年」「高学年」の4つのカテゴリ別に、今欲しい情報をお届けする日経DUALを、毎日の生活でぜひお役立てください。

サマーキャンプや国内ホームステイで「生きた」英語体験を

 2020年度より小学校3・4年生から外国語活動が導入され、5・6年生からは英語が正式に教科となります。夏休みを利用して、できるだけ楽しめる形で「生きた」英語に触れさせたい――。そんなふうに考えているママ・パパも多いかもしれません。そこで、首都圏をはじめ全国各地で行われる、英語体験に特化したイベントをリストアップ。「宿泊サマーキャンプ」「国内ホームステイ」「英会話スクールのサマープログラム」「インターナショナルスクールのサマープログラム」「英語保育・幼稚園、英語学童のサマープログラム」の5つのカテゴリーに分けて紹介します。

【宿泊サマーキャンプ】

 屋外でゲームや工作、バーベキュー、キャンプファイアーなど様々なアクティビティーを楽しむなかで、生きた英語を習得。

■SCOA
サマーキャンプ
http://www.scoacamp.com/summer_camp/
静岡県伊豆の国市(申込期限7月19日)と山梨県北杜市の清里(申込期限8月5日)でともに複数回開催。スポーツを介して英語でコミュニケーションをとり、異文化に触れることを目的としたキャンプ。子どもたちを指導するキャンプカウンセラーは、厳しい審査を経て米国から来日するスポーツ選手たちで、サッカーやチアダンス、フットボールなどのスポーツのほか、一般的なキャンプアクティビティーなども楽しめる本場さながらのサマーキャンプ。

チアダンスやサッカー、フットボールなどのスポーツのほか、一般的なキャンプアクティビティーなども楽しめるサマーキャンプ
チアダンスやサッカー、フットボールなどのスポーツのほか、一般的なキャンプアクティビティーなども楽しめるサマーキャンプ
子どもたちを指導するキャンプカウンセラーは米国から来日するスポーツ選手たち
子どもたちを指導するキャンプカウンセラーは米国から来日するスポーツ選手たち
<次のページからの内容>

・初心者から帰国子女まで、アクティビティーを楽しみながら英語を学べる
・海外に行かなくてもOK!国内の外国人宅にホームステイ体験
・個性豊かな英会話スクールが実施する夏休み特別プログラム
・夏だから挑戦してみる?インターや英語学童