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低学年が取り入れやすいADHDの子向け片付け対策

片付けが苦手な低学年も片付けられるようになる、片付け設計の5つのコツとは?


何度言っても片付けができない、忘れ物をしてしまう…。親にとって悩みの1つであるこうした子どもの片付けや忘れ物は、「ADHDの子どもによく見られる特性の1つ」ですが、一方で、「小学校低学年であれば定型発達の子どもでもありがちなこと」だと心理カウンセラーの三浦くみ子さん。三浦さん、そしてご自身もADHD当事者である整理収納アドバイザーの西原三葉さんに、子どもの片付け&忘れ物改善のための対応策を聞きました。

【年齢別記事 小学校低学年のママ・パパ向け】
(1) 気になる第1子の「王様気質」、カギはリーダー教育
(2) 低学年が取り入れやすいADHDの子向け片付け対策 ←今回はココ
(3) 子の心理的安全性 家庭での確保難しいと感じる場合は
(4) 感情や行動を自分でコントロールできる子に 学力向上も

片付けや持ち物管理は意外と高度で難しい作業

 「小学校低学年であれば、どれだけ言っても片付けられなかったり、忘れ物をしてしまったりというのはよくあることですよね。大人は『何で?』と思うかもしれませんが、片付けや持ち物管理は意外と高度で難しい作業なのです」

 こう話すのは、親子やADHDの子どもの心理に詳しい、心理カウンセラーの三浦くみ子さんです。三浦さんによると、片付けや持ち物管理は小さな子どもの他、ADHD(注意欠陥・多動症)の人にも苦手な人が多いのだそう。

 「ADHDは脳の神経伝達物質の分泌量の偏りなどによって、やる気が出にくかったり、抑制力が働きにくくなったりすることで、不注意・多動・衝動性といった特性につながるといわれています。それゆえに、片付けや持ち物管理が難しくなるのですが、定型発達の子どもでも、低学年であれば未発達さゆえの不注意さや多動、衝動性があるため、片付けや持ち物管理が難しいのは同じです。

 ADHDの子どもも定型発達の子どもも取るべき対策は同じで、子どもが取り組みやすくなるための工夫が必要です」

 そうした具体的なノウハウがつまっているのがADHDの子ども向けのアドバイスだそう。

 一方、「小さいうちから特性に合った片付け環境でトレーニングをすると、片付け習慣が身に付きやすい」と話すのは、自身もADHD当事者である整理収納アドバイザーの西原三葉さんです。ここからは、西原さんに低学年親も参考にしたい、ADHDの子ども向けの片付け&忘れ物対策について聞いていきます。

親子で取り組みたい片付け&忘れ物対策のコツ

・子どもにとって片付けやすい場所とは?
・毎日の片付けを習慣化するためにはどうすればいい?
・忘れ物防止のために玄関に置いておくとよい物とは?
・「分かっていても忘れてしまう」子、どうすればいい?
写真はイメージです
写真はイメージです

次ページから読める内容

  • 片付けが苦手な原因になるADHDの4つの特性
  • 子どもにとって片付けやすい場所か?
  • 収納場所設計、5つのコツ
  • 片付いた状態を維持するための習慣化の工夫
  • 用意した物をまたいで行ってしまうことも

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