「ああ、今日もまた、子どもを寝かしつけたまま寝落ちしちゃった」。朝になって目が覚め、「前日にやり残した家事」「自分の時間が全く持てなかったこと」に気付いて、後悔したことはありませんか? その悩み、子どもが一人で寝てくれるようになると解決するかも。今回は、低学年の子どもがスムーズに一人寝ができるようになる方法を専門家に聞きました。

【年齢別記事 小学校低学年のママ・パパ向け】
(1) 低学年の「一人寝」 無理なく成功に導くコツは? ←今回はココ
(2) 低学年の曖昧な約束 親はどう関与?すれ違い回避のコツ
(3) 子が「怖がるもの」を先回りして排除 それって正解?

親が気にしたいのは、何が不安で「一人寝」ができないのか?

 在宅ワークの人が増え、仕事とプライベートの線引きが曖昧になりがちな昨今、子どもの就寝後に、「一人になれる時間」があるとうれしいですよね。とはいえ、日中は仕事で、就寝までは家事や育児に追われるのが共働きの日常。子どもが低学年になると、「そろそろ、一人で寝てくれないかなあ」と思うこともあるかもしれません。

 しかし、すぐに一人寝ができる子もいれば、不安からいつまでも一人で寝ようとしない子もいるでしょう。後者の場合、いつ、どのようにしてスタートさせればいいのかは悩みどころです。認知行動療法の専門家でスクールカウンセラーの松丸未来さんはこう話します。

 「子どもが一人で寝られるかどうかは、年齢以上に、その子の性格によるところが大きいと思います。未就学児でも一人で寝られる子もいれば、高学年になっても寝られない子もいます。とはいえ、一人寝は、いつかは誰しも経験すること。まずは、やってみて様子をみてはどうでしょうか? ただ、その際には、その子にとって、『何が怖くて一人寝が不安なのか』を事前に知っておけるといいですね」

 一人寝における子どもの不安には、大きく2つの恐怖心が関係していると、松丸さんは言います。

 「一つは『おばけ』などの、具体的な対象物への恐怖です。想像力が豊かな子は、暗い部屋で物音がしただけで『おばけがいる!』と思いこみ恐怖を感じます。また、もう一つは、親と離れることへの恐怖です。低学年の子どもにとって、親はまだまだ絶対的な存在。この時期、『お父さんやお母さんが死んじゃったらどうしよう?』といった不安を抱える子もいます。そもそも、一人で行動すること、いつもと違った行動をとりたがらないこともあると思います」

 子どもが無理なく一人寝をするには、事前の対処法を知っておくことが大切です。次のページから、松丸さんに、子どもが一人寝をする際に親が心掛けたいこと、試してみたもののうまくいかなかった場合の対処法について、「子どものタイプ別」に詳しく解説してもらいます。

次ページから読める内容

  • 眠りにつきやすい生活習慣を整えるのが大前提
  • 怖い・不安なものの対象は、子どもによって変わってくる
  • 子どもの「寝ないタイプ別」対処法

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