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発達障害は子どもと親、両方にサポートが必要

【年齢別特集 小学校低学年のママ・パパ向け】(4)発達障害に対する専門家のケアとその内容、具体的な取り組みを紹介


 わが子の様子を見ていて「もしかして発達障害?」と不安になったり、保育所や小学校の先生から「一度、専門機関に相談してみては」とやんわり指摘を受けたり――。そういうときに多くの親は混乱したり、戸惑いを感じたりするもの。

 では、発達障害に対して、どんなサポートや治療法があるのでしょうか。

【年齢別特集 小学校低学年のママ・パパ向け】
(1) 新一年生 通学、放課後の安全対策と親の心構え
(2) 「家族ルール」の決め方 留守番・門限・行動範囲
(3) 「うちの子、発達障害かも…」早期発見と対処法
(4) 発達障害は子どもと親、両方にサポートが必要 ←今回はココ

 子どもの成長に伴い、ママやパパが抱く育児の喜びや悩み、知りたいテーマは少しずつ変化していくものです。「プレDUAL(妊娠~職場復帰)」「保育園」「小学校低学年」「高学年」の4つのカテゴリ別に、今欲しい情報をお届けする日経DUALを、毎日の生活でぜひお役立てください。

発達障害の悩み、まずは地域の保健所や保健センターへ

 子どもが発達障害なのか否かを見極めるのは、発達障害を専門とする医師でないと難しいものです。子どもは成長の途上にあり、様々な点で幼さがあるのは当然のこと。また、その子が持って生まれた性格・性質もあります。親の中には「自分も子どものときに同じようなところがあったから、成長すれば問題はなくなる」と考える人もいるようです。

 子どもの成長を信じて様子を見ていていいのか、それとも治療や専門的なケアを受けるべきなのかと、迷う人も多いはずです。子どもの発達障害について相談したいと思ったときには、まずどこに行けばいいのでしょうか。

 名古屋学芸大学ヒューマンケア学部教授の黒田美保さんは「最初は地域の自治体の保健所や保健センターなどがいい」と話します。

 「子どもの発達に詳しい臨床心理士や保健師が配置されていて、相談に乗ってくれますし、そこから地域の発達障害の専門医を紹介してもらうこともできます。また小学生であれば、在籍する学校に相談すると、地域の特別支援学校の特別支援教育コーディネーターが対応してくれます。自治体の教育委員会の教育相談室に相談するのもおすすめです。自治体によりますが、発達に詳しい専門家が対応してくれる場合も多いです」

 また、発達障害について医師の診察・診断を受けたいというときは、児童精神科の専門医を受診するのが最適です。「地域の保健センター、通っている療育機関、かかりつけの小児科の先生などから、児童精神科医のいる病院を紹介してもらいましょう」(黒田さん)。

・保健センター(地域によって呼称は異なります)
 管轄の地域の3歳児健診などを実施。発達に詳しい医師や保健師、臨床心理士などが相談に乗ってくれる。地域の専門医の情報提供も。

・地域の特別支援学校(特別支援教育コーディネーター)・教育相談室
 自治体ごとに設置。公立小・中学生の発達障害をはじめ、個別の配慮が必要な生徒・児童に対応。学校を通じて相談するほか、直接連絡することも可能。

・発達障害者支援センター
 各都道府県に設置。発達障害のある子ども、大人の支援をする機関。全国の支援センター一覧は、次のアドレスに。http://www.rehab.go.jp/ddis/

<次のページからの内容>
● 療育は臨床心理士、作業療法士などがサポート
● 親が変われば、子どもも変わる。親向けの支援とその中身
● 子どもの「どこでも、誰とでもやっていける」力を支援
● 漢字が覚えられない場合、原因は子どもによって違う

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