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授業中のおしゃべりや立ち歩きが1~2年生に増加

コロナ下の休校や制限が子どもに影響、2年生は「ひらがな」見直すことで行動が改善することも


授業参観に行ったらわが子が手を挙げずに発言し、先生に注意されていた。面談や通知表のコメント欄で「授業中に立ち歩いている」「おしゃべりをしている」といった指摘をされてしまった……。学校からこうした授業中の態度について指摘をされた場合、親はどうすればいいのでしょう。白梅学園大学子ども学部子ども学科教授の増田修治さんに話を聞きました。

【年齢別記事 小学校低学年のママ・パパ向け】
(1) 授業中のおしゃべりや立ち歩きが1~2年生に増加 ←今回はココ
(2) 春休みに固めたい 新小1・2・3年生の「学びの基礎」
(3) 低学年「先生嫌い」「学校行きたくない」にはどう対応?

1~2年生に増加する授業中の問題行動

 「2021年の2月、3月に小学校の教職員319人に『授業中に立ち歩くのはどんな子か?』という調査を実施しました。その結果、39.2%が発達障害や、愛着障害に起因する落ち着きのなさなど、その子の特性に起因した原因を抱えている、と回答しました。ただし、ここ1~2年に関しては、授業中の立ち歩きやおしゃべりといった問題行動が増加していて、必ずしも従来のように『その子の特性に起因する原因を抱えた子』だけではなくなっています」。こう話すのは元小学校教師で、学級崩壊の事情に詳しい増田修治さんです。

 増田さんによると、特にコロナ下で入学した2021年度(2021年4月~2022年3月)の1~2年生の中には、授業中に挙手をせずに発言をしたり、立ち歩いたりする子が増えているとのこと。

 「新型コロナウイルスによる休校や活動の制限による影響が大きいと考えています。今の2年生は、小学校に入学した直後の4~5月が長期休校となってしまい、保育園や幼稚園から小学校への移行期の活動が制限されてしまいました。

 さらに進学してからも、休み時間は静かに遊ぶように活動を制限され、楽しみの給食時間も『黙食』をしなくてはならないなど、子どもたちには気の毒な状況です。本人たちからしたら『遊べず、会話もできず、何のために学校に行っているのか分からない』という状況の中でストレスがたまっていることも一因となっているでしょう」

 1~2年生は長期休校や小学校への移行期の活動制限によって、想像以上に影響を受けていると増田さん。親がこうした状況を理解し、必要に応じたサポートをしたり、ストレス解消の手助けをしたりすることで改善するケースもあるのだそう。

 ここからは、授業中に落ち着いて話が聞けない1~2年生に対し、親が家庭でどのような対応をしていけるのか、詳しく聞いていきます。

問題行動の主な原因

1:ひらがな学習で、実は未習得のままの部分がある
2:コロナの影響で○○準備が不十分のまま小学生になってしまった
3:△△△△△△△△△△△△△力を習得する年長期にマスクの着用が始まった
4:活動を制限されることによるストレス

次ページから読める内容

  • プリント学習に家庭力が影響
  • ポイントは手遊びをつけること
  • ポジティブな感情が伝わりにくい
  • 1年生の親にできる3つの対策

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