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低学年の「背景やつながり考える俯瞰力」絵本で育む

物事をより俯瞰(ふかん)して捉えられるようになると、「ああなったら、こうなる」と、先が読めるように


小学生になると、親子で絵本を読む時間は、だんだん減ってくるかもしれません。しかし、絵本には、実はさまざまな活用法があります。絵本を読むときに、ある視点を持ち、2つの図を描くことで、「背景や構造まで俯瞰(ふかん)する思考力」を育むレッスンを実施している、システム思考教育家の福谷彰鴻さんと、システム思考教育ファシリテーターの風間紗喜さんに、話を聞きました。

【年齢別記事 小学校低学年のママ・パパ向け】
(1) 子を好奇心旺盛に まず親が「問いと仮説」を持とう
(2) 低学年の「背景やつながり考える俯瞰力」絵本で育む ←今回はココ
(3) 灘・京大出身落語家が語る低学年からの古典のすすめ
(4) タブレット教材 自動丸付けや予定調整で子が自走できる

未就学期に読んだ絵本が低学年の思考法の教材に!

 子どもが未就学児の頃は、親子で絵本をたくさん読んできたけど、低学年になったら、子どもが絵本に見向きもしなくなった、本棚の中でほこりをかぶっている、というようなケースは少なくないでしょう。しかし、「絵本は思考法の学びにもつながる」として、小学生向けにレッスンを実施しているのが、福谷彰鴻さんと風間紗喜さんです。

 福谷さんと風間さんは、「システム思考」を未就学児や小学生に伝えるために、絵本を活用したプログラムを提供しています。「システム思考」とは、マサチューセッツ工科大学(MIT)の上級講師であるピーター・センゲさんが「学習する組織」をつくるための、柱の1つとして挙げている思考法。複雑化する世の中の課題解決に役立つアプローチとして、欧米などで、教育に取り入れる取り組みが進んでいるそう。

(システム思考については近日公開の高学年向け記事で紹介。合わせてお読みください)

 「時系列変化パターングラフ」と「コネクション・サークル」という2つの図を描きながら絵本を読むと、物事の背景やつながりを考える俯瞰力といったシステム思考の入り口となる考え方を育めるといいます。「同じ絵本を読んでも、2つの図を描きながら親子で対話をするだけで、一気に学びが深まります。家庭で一緒に楽しみながら気楽に取り入れてほしいです」と風間さん。

 福谷さんと風間さんに、詳しい手法を具体的に聞いていきます。

絵本を使って俯瞰力を育もう
親が知っておきたいこと


・「時系列変化パターングラフ」と「コネクション・サークル」、2つの図の描き方は?
・親はどんな声かけをしたらいい?
・俯瞰力を育むためにどんな絵本を使う?

次ページから読める内容

  • 具体的にどうやって進める?
  • 3ステップで進めていく
  • 大事な思考習慣とは
  • 向く絵本はある?

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