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「また遊んであげられなかった」のモヤモヤどう解消?

週末の家事も用事も必要なこと。ママが自己を犠牲にせず、子どもの満足感を上げるコツとは?


週末こそは子どもたちとじっくり向き合って、たくさん遊んであげたいと思っているにもかかわらず、家事や用事に追われ、「今週末もまた子どもと遊んであげられなかった……」と思ってしまうことはないでしょうか。そうした親のモヤモヤを解消するにはどうすればよいのでしょう。元保育士で、子育てアドバイザーの須賀義一さんに話を聞きました。

【年齢別記事 保育園のママ・パパ向け】
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「自己を犠牲にして頑張る」はNG

 共働き家庭は週末といえども大忙し。たまった家事を片付けながら、子どもの通院、習い事などをこなしているとあっという間に時間がすぎていってしまいます。そうこうしているうちに「今週もまた遊ぶ時間をつくってあげられなかった……」と、モヤモヤした気持ちで日曜の夜を迎えたという経験はないでしょうか。

 「『平日は保育園に預けている分、週末こそは遊んであげたい』もしくは『日中は一緒にいないのだから夜こそは親子時間を過ごしたい』といった気持ちを共働き親が持つのは当然のことです。

 でも、こうした思いがいき過ぎると、遊んであげられなかったことに対して子どもに『申し訳ない』『かわいそう』と感じてしまい、つらい子育てになってしまいます」。こう話すのは元保育士で、現在は子育て講演や保育研修・監修などといった子育てアドバイザー活動を行っている須賀義一さん。自身も1男1女の父親です。

 子どもにあれこれやってあげたい気持ちがあるにもかかわらず、それらを十分にやってあげられないことに対し「かわいそう」「申し訳ない」といった気持ちを持つ親は少なくないそう。こうした背景について須賀さんは次のように分析します。

 「今の親世代は、1970年代、80年代の専業主婦が一般的だった時代に育ちましたよね。この時代の専業主婦たちに特徴的だったのは、家族のために自己を犠牲にしながら家事・育児を頑張る姿勢でした。時代は変わり、共働きが一般化している今でも、この祖父母世代の自己犠牲的な育児観が残っています。でも、『自己を犠牲にしながら頑張る』では、時間に限りのある共働き家庭は回りません。この、実態と価値観とのズレこそが『かわいそう』『申し訳ない』につながってしまう理由です」

 須賀さんはさらに、親が「かわいそう」「申し訳ない」という気持ちで育児をすることは、子育てがつらくなるだけでなく、子どももしんどくなりやすいといいます。現代の共働き家庭が目指すといいのは、「自己実現家族」だと須賀さん。それはいったいどのような価値観なのでしょう。次のページから詳しく聞いていきます。

次ページから読める内容

  • 土日の家事も用事も「必要なこと」
  • 子どもの「遊んで」は断ってよい
  • 親の「ごめんね」は子どもの心への過干渉
  • 子どもの満足度が上がる工夫

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