子どもがまだ小さいと、子ども部屋ではなくリビングの一角を遊び場やおむつ替えスペースにしている家庭も多いのではないでしょうか。人目につく場所だけにできるだけ生活感を排除したい、かわいいキッズスペースにしたいと思いつつ、そんなスペースを作り出せるほどの空間がリビングにないという悩みも……。今回は、整理収納アドバイザーとして子どもとお片付け講座などを開催する水谷妙子さんに、狭いリビングでも片付けやすいキッズグッズ収納のコツを聞きました。
【年齢別特集 保育園のママ・パパ向け】
(1) 狭いリビングでも可能な、キッズグッズ収納のコツ ←今回はココ
(2) 脱・収納ハラスメントで子どもの片づけ欲を刺激する
(3) 園の調理チーム直伝!遊び食べ・食べムラ・偏食解消
(4) なぜ? 1歳でも魚の骨を自分で取って食べられるわけ
まずは子どもと親の「動線」を観察するのが第一歩

小さな子どもがいる家庭のリビングには、子どものおもちゃや脱ぎっぱなしの服などが散乱しがちです。夕食の支度をしていると、リビングは子どもが散らかしたおもちゃなどでぐちゃぐちゃ、ということもあるのではないでしょうか。子ども部屋を設けたところで、就学前の子どもは、ママやパパのいるリビングにおもちゃなどを運び込んできてなかなか片付きません。
最近では、かわいいキッズ用テントや机、椅子などが売られているのをよく見かけますが、広いリビングならよくても、都心部の住宅事情を考えると、「ソファとテレビとダイニングテーブルを置いたら、テントや机なんてとても置けるスペースがない!」という家庭も多いはず。そんな中でも、キッズグッズをリビングに配置するにはどうしたらいいのでしょうか?

「狭いリビングにキッズグッズを配置するポイント」を、2歳、4歳、6歳の3人の子どもがいる整理収納アドバイザーの水谷妙子さんにアドバイスしてもらいました。
水谷さんは、リビングに子どもの物を置く最大のメリットは「子どもの物を家族みんなが把握できるようになること」で、それにより、子どもが服を着替えるなどの準備時間を短縮できるようになると話します。
「キッズスペースというと『子どもの物を1カ所にまとめて、そこから子どもの物がはみ出ないようにする』ということに目が向きがちですが、どうしたら限られた空間で家族みんなが快適に過ごせるかが肝心です。それには、子どもの動線を把握した上で物を配置することが大切。せっかく作ったキッズスペースも、動線に沿ったものでなければ、いずれは活用されなくなってしまう可能性があります」
水谷さん宅のリビングの図面を基に、限られた広さのリビングにどのようにしてキッズグッズを配置していくのか、そのポイントを解説してもらいました。

次ページから読める内容
- 「衣類」は1日の間で最も移動するキーアイテム
- リビングに置く物は「選ばれしもの」だけにする
- 図面で分かる、「点々置き」が便利なワケ
続きは、日経DUAL有料会員の方がご覧いただけます
-
有料会員限定記事子育て、キャリア、夫婦の連携、家計管理など、共働き家庭のニーズに応える共感ノウハウ記事がぎっしり!毎月の総力特集や連載がスマホで便利に読める共働きマガジンです。
-
おでかけサポートメール平日は時間がないからこそ土日は親子で思い出に残るホンモノ体験を!直前でも参加できるとっておきイベントが満載。メールとともに予約が相次ぐお宝情報を毎週お届けします。
-
共働き応援クーポン生活用品から子育てサービスまで、共働き暮らしに役立つ商品が割引きされるクーポンを多数ご用意。記事に加えて「お得」もゲット!嬉しい優待サービスをご案内します。
-
「教えて!両立の知恵」妊娠から育休、職場復帰、小1の壁対策など専門家ノウハウを伝授。子の年齢やテーマで分類されたQ&Aが約300本読み放題、引き放題。賢い共働き家庭に欠かせない大辞典です。
-
ラクラク保育園検索保育園の細かな施設情報がキーワードや自治体から検索できる使いやすいデータベース。保育園探しを始める共働き夫婦の「保活必勝ツール」です。
-
あなたの街の保育園事情分析入園決定率、認可整備率、園庭保有率など、自治体ごとの保育園事情を深掘り!保活に役立つ情報が満載です。
-
日経DUALラウンジ有料会員限定のオンライン会議室です。質の高いクローズドなコミュニティで情報交換ができます。
-
イベント招待/先行受付専門分野の名物講師によるプレミアムセミナーにご招待したり、優先的にご案内したりします。